俳優のジュード・ロウが映画『Firebrand』の撮影中に、役になりきるためにとてつもない匂いを放つ香水を使っていたことを明かした。(フロントロウ編集部)

『Firebrand』でヘンリー8世を演じるジュード・ロウ

 映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズで若き日のダンブルドア、『ピーター・パン&ウェンディ』でフック船長と、アイコニックなキャラクターを演じることが多いジュード・ロウが、次に演じるのはイギリス・チューダー朝の王だったヘンリー8世。

 問題児のイングランド王としても知られているヘンリー8世を映画『Firebrand』で演じるジュードは、観客には分からないところまで役作りのためにこだわったとVarietyが報じた。

 見た目を似せるのはもちろん、ジュードがヘンリー8世を演じるにあたりこだわったポイントは、なんと匂い。

 ヘンリー8世は、馬上槍試合で落馬したことで脚に潰瘍ができ、様々な匂いが相まって強烈な匂いを放っていたそうで、ジュードは「『3部屋先までヘンリーの匂いがした』という興味深い記事をいくつか読んだんです。彼の足はひどく腐っていて、それをローズオイルで隠していたんです」とコメントし、「ひどい臭いがしたら、インパクトがあると思いました」と、匂いまでこだわった理由を明かした。

画像1: 『Firebrand』でヘンリー8世を演じるジュード・ロウ

 そんなヘンリー8世の匂いを再現するために香水の専門家に依頼したそうで、「彼女はどうにかして、血、糞尿、汗といった、とんでもない種類の香りを作り出したんです」と話した。

 最初は控えめにつけていたようだが、どんどんいっぱい使うようになったようで、監督を務めたカリム・アイノズは、「ジュードがセットに入って来た時、ほんとにひどかったです」とコメント。

画像2: 『Firebrand』でヘンリー8世を演じるジュード・ロウ

 監督までもが最悪と言ったジュード流のヘンリー8世の匂い、一体どんな匂いだったのか気になるところ。スクリーンでは分からない香りにまでこだわるとは、さすがだった。(フロントロウ編集部)

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