BULYの「レ・ジャルダン・フランセ・ドゥ・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」
「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(Officine Universelle Buly)」から新たな香りのコレクション「レ・ジャルダン・フランセ・ドゥ・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」がデビュー。水性香水「オー・トリプル」6種が登場する。
「レ・ジャルダン・フランセ・ドゥ・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」は、「もし野菜の香りが香水界で忘れられているのだとしたら?」という問いから生まれたコレクション。
着想になったのは、アンティークショップに保管されていたという19世紀スイスの園芸学校の種子が入った小箱との出会い。丁寧にカリグラフィーで品種名が記された100以上の小箱の中には、当時採取された貴重な種子が収められており、香りの魔法によってこれらの種子に再び生命を与えられたなら?というアイデアがそこで生まれたという。
こうして生まれたコレクションでは、菜園や果樹園を歩きながら目にする野菜や果物を香りで表現。肌になじむ多彩な香りの余韻が、栄華を極めた庭園の驚きと力強さに満ちた世界へといざなう。
6つの香りの水性香水が登場
「レ・ジャルダン・フランセ・ドゥ・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」コレクションとして今回登場するのは、水性香水「オー・トリプル」6種。「オー・トリプル」は、自然由来の香りを最大限に活かし、つけた瞬間から本来の香りを感じることのできる水性香水で、世界でも類を見ない独自の混和性水溶液となっている。
「オー・トリプル グロゼイユ・ドゥ・スカンジナーヴ・エ・トマト・デュ・ペルー」は、果実のバランスが、柑橘とアロマの溌剌で繊細なノートに変化する太陽のような香り。夏の太陽を思わせるインカ原産のトマトの香りに、北国のグロゼイユのはつらつとした酸味をふくんだアクセントで躍動感をプラス。
「オー・トリプル コンコンブル・ダンド・エ・マント・ドゥ・シリィ」は、壮快な海風とみずみずしさをいっぱいに含んだきゅうりの軽やかな香りにわずかなムスクのまろやかさが加わり、ミントの熱狂的な歓喜が駆け抜ける。フルーティーでミネラルを感じさせるエッセンスが演出する、ミントのような爽やかな香調。
「オー・トリプル ヴェルヴェーヌ・デザンド・エ・バジリック・ドゥリュ」は、アロマと花、柑橘が密かに結びついた、青々とした香調。パウダリーなホワイトムスクの神秘的な月の光に照らしだされた、豪奢でぴりっとした黒海産バジルが魅惑的なグリーンノート。
悠久の時を経て中央アジアから到来した、ニンジンの優しい温もりと素朴な香りを感じられるのが、「オー・トリプル パタットドゥース・デ・カライブ・エ・キャロット・ダフガニスタン」。さつまいものまろやかでスパイシーなアクセントの彩りに、土から頭をのぞかせたばかりの根菜の新鮮な香りをベチバーのウッディでグルマンな香調があたためる。
「オー・トリプル クレッソン・ドリオン・エ・ペルシ・ドゥ・サルデーニュ」は、ゼラニウムとベチバーが織りなす、グリーンでウッディな香り。クレソンの軽くピリッとした香りと、朝露に濡れた摘みたてのパセリの匂い立つような躍動感のある清らかな水。ゼラニウムとベチバー、コリアンダーが手に残った葉緑の朗らかな香りを表現し、陶酔感のあるムスクのタッチがわずかな温もりを加える。
「オー・トリプル ベトラーヴ・ディラク・エ・リュバーブ・デジプト」は、太古から存在する中東原産の野菜であるふくよかなビーツのフルーティでおおらかな香りが、パチュリやムスクのノートと交差する。甘さと緋色のアクセントを持つ根菜は、柑橘類の輝きと野生のルバーブの際立つ酸味の爽やかさで高められ、グルマンな香りを広げる。
「レ・ジャルダン・フランセ・ドゥ・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」
オー・トリプル
75mL 2万4,200円(税込)
5月26日(金)先行発売
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 代官山猿楽町店
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 神戸店
6月15日(木)全国直営店舗にて発売
(フロントロウ編集部)