空港のカウンターで手荷物の重さを測る“荷物はかり”にのっていたのは、スーツケースではなく人間だった…!? ある乗客に対する航空会社の対応をめぐって意見が分かれている。（フロントロウ編集部）
空港のカウンターで驚きの光景が目撃される
とある空港で撮影された動画がネット上でちょっとした論争を巻き起こしていると、米New York Timesが報じた。同メディアによると、リリアンと名乗る女性がTikTokにアップした動画（※現在は削除されている）には、乗客の女性が空港のカウンターで手荷物の重さを測る“荷物はかり”にのって体重を測定する様子が映っていた。なお、空港の場所や航空会社の名前などは明らかにされていない。
動画を投稿したリリアンの話では、彼女たちが乗ったのは小さな飛行機だったため、安全上の理由から離陸前に乗客全員が体重を申告する必要あったという。荷物はかりにのせられた女性は自分の体重を「130ポンド（約59キロ）」だと主張していたそうだが、航空会社の職員は女性が嘘をついているのではないかと疑い、正確な体重を知るために荷物はかりにのるよう指示した。
ちなみに、動画を見た人たちからは「これは屈辱的すぎる」、「プラスサイズの乗客に対する差別」など航空会社の対応を批判する声があった一方で、「飛行機を安全に運行するためだからしょうがない」、「元はと言えば、この女性が体重を偽ったのが悪い」と今回の措置に理解を示す声も多かった。（フロントロウ編集部）
