欧米のマクドナルドでバーガーと一緒にポテトを買う人が減っているという。その理由とは。(フロントロウ編集部)

マクドナルドでバーガーと一緒にポテトを買う人が減っているらしい

 マクドナルドでバーガーと一緒にポテトを買う人が減っていると、米マクドナルドのCEOであるクリス・ケンプチンスキー氏が第1四半期(1月〜3月)の決算説明会で明かした。景気後退が予想されるなか、人々が支出を控えている影響だという。

 日本のマクドナルドでも値上げが実施されたが、海外のマクドナルドと比べたらまだ安いとの声もある。実際、昨年12月、米アイダホ州在住の男性が地元のマクドナルドでバーガー(クォーターパウンダー BLT)とLサイズのポテト、ドリンクのセットを注文したところ、税込で16.10ドル(約2,250円)だったことを受けて、「マクドナルドはもう手頃ではなくなった」とTikTokに投稿した動画を通じて非難する出来事があったほか、他の消費者からも「値段が高すぎる」という声があがっている。

画像: マクドナルドでバーガーと一緒にポテトを買う人が減っているらしい

 たとえば、アメリカのマクドナルドのビッグマックは5.53ドル(約773円)なので、これでさらにポテトを買ったら結構なお値段になる。“ポテトをあきらめて少しでも節約を…”と思う気持ちもわからなくはない。

 「1回あたりの取引単価がわずかに減少しています。注文時にポテトを追加したか、1回の注文で何品購入したかといったことです。世界のほとんどの市場で、この数字がわずかに減少していることが確認されています。そして、まだ下がり続けています。お客さまがドルやユーロの使い方に気を配っていることはたしかです」と、ケンプチンスキー氏は説明している。また、ヨーロッパの経済環境はアメリカよりも「より厳しい」としながらも、昨秋に比べれば「状況は良くなっている」とも述べた。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.