マディソン・ビアーが約3年ぶりとなるニューアルバムをリリースへ
K-popグループの(G)I-DLEのメンバーなどと組んだヴァーチャル・グループ「K/DA」での活動でも知られる、ニューヨーク出身のシンガーソングライターであるマディソン・ビアーが、2021年2月にリリースしたデビューアルバム『ライフ・サポート』以来となるニューアルバム『サイレンス・ビトゥイーン・ソングス』を9月15日にリリースすることを発表した。
約3年ぶりとなるニューアルバムについて、マディソンは自身の思考に没頭しながら制作し、ザ・ビーチ・ボーイズ、テーム・インパラ、ラナ・デル・レイといったお気に入りのアーティストから影響を受けたと述べている。
今回、アルバムのリリースの発表と併せて、先行シングルとなる「ホーム・トゥ・アナザー・ワン」がミュージックビデオと共に公開。マディソンが「ラナ・デル・レイとテーム・インパラをミックスしたような曲」と表現する同曲は、忘れられない元恋人への想いが、アップテンポなビートとポップなシンセサイザーの音に乗せて歌われている楽曲で、昨年リリースされた「ショウ・ミー (ハウ・アイ・フェル・イン・ラブ・ウィズ・ユー)」や「デンジャラス」といったエモーショナルなボーカルが映える楽曲たちとは違った魅力が味わえる。
併せて公開されたMVも、マディソンが宇宙船の中で宇宙人との駆け引きをする様子がポップさと不思議さが入り混じった雰囲気で描かれており、前作「ショウ・ミー (ハウ・アイ・フェル・イン・ラブ・ウィズ・ユー)」の黒が基調とされたミステリアスな様子から一変した映像となっている。
公開された「ホーム・トゥ・アナザー・ワン」のMVはこちら。
マディソンは幼いころから音楽への情熱を持ち、YouTubeにアップロードしたカバーソングがジャスティン・ビーバーの目に留まり注目を集めたことで音楽のキャリアをスタートさせた。さらにマディソンは、音楽活動を続けながらメンタルヘルスの問題に真摯に取り組み、自身の経験を隠さずに発信することで同世代のファンから大きな支持を受けている。そんなマディソンの最新アルバム『サイレンス・ビトゥイーン・ソングス』は人生に置いて沢山の経験を積み、アーティストとして大きく成長したマディソンの魅力が詰まった作品に仕上がっているとのこと。
トラックリストや、さらなる情報は今後マディソンの公式SNS上で公開されていくので、マディソン・ビアーが新たな音楽表現に挑戦した意欲作となる本アルバムのリリースを楽しみに待ちたい。(フロントロウ編集部)