ドラマ『THE IDOL/ジ・アイドル』で主演、企画、制作総指揮、脚本を担当しているザ・ウィークエンドが、物議を醸している同作のセックスシーンについてコメントした。(フロントロウ編集部)

性描写が物議を醸している『THE IDOL/ジ・アイドル』

 6⽉5⽇(⽉)よりU-NEXTにて独占配信されている話題のドラマ『THE IDOL/ジ・アイドル』。ザ・ウィークエンドが主演、企画、制作総指揮、脚本を担当し、彼とW主演を務めるリリー・ローズ・デップやトロイ・シヴァン、BLACKPINKのジェニーなど豪華キャスト陣が集結したことでも注目を集めている同作は今週第2話が配信されたが、性描写の内容が一部で物議を醸している。

画像: 性描写が物議を醸している『THE IDOL/ジ・アイドル』

 本作は音楽業界の舞台裏をテーマに、リリー・ローズ演じるポップスターのジョスリンが、ザ・ウィークエンド演じるナイトクラブのオーナーであるテドロスに導かれていく様を描いている。第1話が配信されるや否や、性描写の内容が物議を醸したのだが、第2話では自慰行為を行なうジョスリンにテドロスがセクシャルな言葉をぶつけ続ける内容が「そこらへんのポルノ作品よりもひどい」などと物議を醸している。

ザ・ウィークエンドが批判に言及

 そうしたなか、ザ・ウィークエンドが米GQとのインタビューで同作の性描写に寄せられている批判に言及。議論を巻き起こしていることは彼も承知なようで、「多くの議論を呼んでいるようですが」というインタビュアーの指摘に「ええ」と笑いながら応じた彼は、第2話で描かれたセックスシーンを「セクシーすぎると捉えるべきではないのでしょうか?」という質問に、同作で映画『氷の微笑』を参照していることに触れながら、そういったシーンはテドロスの“非セクシーさ”を表現するためにあると説明した。

 「(セクシーだと)捉えるべきではありません。あれにはひとつもセクシーなところはありません。我々が『氷の微笑』を参照するとき、(同映画の監督であるポール・)バーホーベンの手法を用いています。バーホーベンといえば90年代の風刺的なスリラーですが、確かに彼の作品には『セクシー』な瞬間はあるものの、ものすごくありきたりで、笑える他の瞬間もありますよね」。

画像: ザ・ウィークエンドが批判に言及

 ザ・ウィークエンドは「そういうシーンを観て、不快だったり、気持ち悪いだったり、キャラクターを恥ずかしく思ったり、いかなる感情になったとしても、そうした感情が積み重なって行き着く先は、“この男は能力不足。彼はここにいるべきじゃない”ということなのです」と続けて語り、『THE IDOL/ジ・アイドル』での性描写などは、あくまでも自身が演じるキャラクターの異様さを強調するための演出に過ぎないと説明した。(フロントロウ編集部)

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