10代の若者たちがマクドナルドを襲撃
米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるマクドナルドが、10代のグループに襲撃される事件が発生した。
SNSで拡散された映像には、若者たちがカウンターに飛び乗り、従業員以外は立ち入り禁止のエリアに侵入し、レジを引っ張って動かそうとする様子や、それを見た誰かが「レジを盗んだ!」と叫ぶ声などが収められていた。また、その後、店を襲った若者たちがレジを地面に叩きつけて破壊し、レジの中に入っていた現金を回収するところも映っていた。なお、現時点では現金がいくら奪われたのかは不明だという。
若者たちはレジを奪っただけでなく、店の従業員たちに威嚇的な態度を取り、店内にあった商品や食べ物を投げつけたとも伝えられている。
ロサンゼルス市警によると、逮捕されたのは19歳のケネス・ファウラーで、レジのひとつを取り外す様子がビデオに映っていたという。また、別のレジを取り外した10代の男も逮捕された。ロサンゼルス市警の広報担当者は、近所で起きた別の事件の通報を受けた警官が現場に到着した数分後、彼らのいる場所からわずか600メートルしか離れていないマクドナルドで若者が乱闘しているという通報を受けたと語った。
ちなみに、今回の事件についてマクドナルドは、「私たちは今回の事件に深い懸念を抱いています。従業員と顧客の安全が私たちの最優先事項であり、地元の警察当局の捜査を引き続き支援しながら、現場となったレストランのチームのサポートに注力しています」との声明を出している。(フロントロウ編集部)