マクドナルドのキャラクター、グリマスの誕生日を祝うためにアメリカのマクドナルドで期間限定で発売された通称「グリマスシェイク」を飲んで、“死んだふり”をするネタ動画がTikTokで流行中。（フロントロウ編集部）
マクドナルドの期間限定シェイクが“思わぬかたち”でブームになる
先月、マクドナルドのキャラクター、グリマスの誕生日を祝うためにアメリカのマクドナルドで期間限定で発売されたグリマス・バースデー・ミール（Grimace Birthday Meal）。そのメニューの目玉である、グリマスにインスパイアされた紫色のベリー味の「グリマスシェイク」が若者を中心に謎のブームを巻き起こしている。
なぜかはわからないが、このグリマスシェイクが発売されるやいなや、“グリマスシェイクを飲んで死んだふりをする”というネタ動画がTikTokを中心に大流行。グリマスシェイクをひと口飲んだあと、けいれんを起こして倒れるといったホラーな内容の動画が次々とTikTokに投稿され、ドラマ『フレンズ』のコートニー・コックスといったセレブまでが参加するほどのブームとなっている。
この謎のトレンドにマクドナルドも反応しており、公式インスタグラムに「グリマスシェイク・トレンドを見て見ぬふりをする私」というコメントを添えて、グリマスの写真を投稿した。
ちなみに、気になるグリマスの“正体”だが、カナダのマクドナルドの“年間最優秀マネージャー”に選出されたブライアン・ベイツ氏はCBC Newsの取材に対し、「彼は巨大な味蕾（※）で、味蕾以外の何者でもない」と説明している。一方、マクドナルド・コーポレーションの公式ツイッターは2014年に、グリマスの正体について「グリマスはシェイクや味蕾を具現化したものだと言われています。あなたはどう思いますか？」とツイートしている。果たしてシェイクと味蕾どっちなのか…。
※「味蕾（みらい）」は舌や軟口蓋にある食べ物の味を感じる小さな器官で、人間の舌には約10,000個の味蕾があると言われている。
