キアヌ・リーブスがベーシストを務めるロックバンド、ドッグスターが再始動
キアヌ・リーブス、ブレット・ドムローズ、ロバート・メイルハウスからなるロックバンドであるドッグスター。
2003年にミスター・ビッグのトリビュー ト・アルバムに参加して以来活動をしていなかった彼らだったが、2022年になってSNSにアカウントを開設して、復活を宣言。そして今回、ニューアルバム『Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees(サムホエア・ビトゥイーン・ザ・パワー・ラインズ・アンド・パーム・ツリーズ)』を2023年10月6日にリリースすることを発表。
併せてアルバムより、今年5月にアメリカ・ナパで開催されたボトルロック・ナパ・バレー・ミュージック・フェスティバルに出演した際にも披露されていた新曲「Everything Turns Around」がミュージックビデオと共にリリースされた。
加えて、バンドはアルバムを引っ下げたツアーをアメリカと日本で行なうことも発表。9月5日(火)に大阪・ZEPP NAMBAにて、9月6日(水)と7日(木)に神奈川・ZEPP YOKOHAMAにて、約21年ぶりとなる来日公演を開催することを発表した。
ベーシスト姿が絵になりすぎるキアヌ・リーブス
1991年に結成されたドッグスター。1994年にブレットが加入して現在のラインナップになった彼らは1996年にデビューアルバム『Our Little Visionary(アワー・リトル・ヴィジョナリー)』、2000年には『Happy Ending(ハッピー・エンディング)』をリリースするなど、キアヌの俳優活動の合間を縫って精力的に活動した。
そして、活動休止状態だった長い年月を経て、昨年再始動を発表したドッグスター。活動再開までしばらくの期間が空いてしまったが、キアヌはドッグスターとしての活動をずっと恋しく思っていたという。
「一緒にプレイすることが恋しかったですし、一緒に曲を書くことも、一緒にショーをやることも恋しかったです。これは僕がずっと恋しく思っていたことでした」とキアヌは米Billboardに明かしている。「これ以上は一緒にプレイしないという状況になった後で、僕はそれを恋しく思うようになりました。一度、一緒に演奏してみたときに、心地が良く、ポジティブでクリエイティブなものになったので、『よし、これを実現させよう』ということになったのです」。
バンドは今年5月にアメリカ・ナパで開催されたボトルロック・ナパ・バレー・ミュージック・フェスティバルにて、久しぶりに公の場でパフォーマンス。俳優として今なお映画界の第一線で活躍し続けているキアヌだが、ステージに立っているだけで様になってしまうのはさすがの一言。そして何より、キアヌが心から楽しそうに演奏しているのが印象的なステージとなった。
今年9月に行なわれる21年ぶりの来日公演では、キアヌらメンバーに会えるミート&グリート・写真撮影付きのチケットも販売されている。