マイリー・サイラスがリリースを控える新曲「Used To Be Young」に込めた思いをシェア。「自分が誤解されているように感じていたとき」から書いてきたという曲で表現した、心からの思いをファンと共有した。(フロントロウ編集部)

マイリーが「Used To Be Young」の歌詞をシェア

 マイリー・サイラスが8月25日にニューシングル「Used To Be Young」をリリースする。これは、今年3月にリリースした通算8枚目の最新アルバム『エンドレス・サマー・バケーション』以来の新曲で、リリースを予告する歌詞のポスターが東急東横線渋谷駅にも掲載されたことも話題になった。

画像: マイリーが「Used To Be Young」の歌詞をシェア

 今回、マイリーはリリースに先立って「Used To Be Young」の歌詞全文を自身のソーシャル・メディアでシェア。先日、マイリーは「私がクレイジーだったことはわかってる/昔は楽しかったってことも/あなたは私がワイルドだったって言う/かつては若かったと私は言う」という歌詞の一節をシェアしていたが、「真実は防弾仕様/あなたをからかうつもりはない/同じ服は着ないし/私と、あなたが昨日の私だったっていうその人は/別々の道を進んだ」という歌詞から始まるこの曲は、過去の自分と今の自分がいかに変化したかを表現した楽曲となっている。

 マイリーはこの曲の歌詞で次のようにも綴っている。「あなたは時間が私を変えたと言ってくる/それでいいの 良い道のりを走れたから/私がクレイジーだったことはわかってる/それは私が若かったから」

画像1: ©️Miley Cyrus/X
©️Miley Cyrus/X

「誤解されているように感じていたとき」に書いた曲

 併せて、マイリーはこの曲に込めた思いを綴った文章もファンにシェアしている。「クレイジー」だと思われていたのは自分が単に「若かったから」だと歌うマイリーだが、この曲は「自分が誤解されているように感じていたとき」に書いたものだという。

 マイリーが綴ったメッセージの日本語訳は以下の通り。

画像2: ©️Miley Cyrus/X
©️Miley Cyrus/X

「この歌詞は『エンドレス・サマー・バケーション』に取り組んだ初期の頃に書かれたもの。当時は自分が誤解されているように感じていたときだった。私はこの18ヶ月間、みんなと共有するために自分の視点を音楽という絵に描いてきた。永遠に完璧を追求し続けられるような曲をリリースするときが遂に来たんだ。私の役割は終わったけど、この曲はこれからも毎日自分で書くことを更新し続ける。未完成のままだという事実が、この美しさを構成している。それは今この瞬間の私の人生…終わっていないけど、完全なんだ。ー心を込めて、マイリー」

 「自分が誤解されているように感じていたとき」に書いたものだと綴ったマイリー。具体的に当時どんなことが起きていたかは定かではないが、『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』に主演してブレイクを果たしたマイリーは、当時のハンナ・モンタナ役というイメージから、その後ソロになって2013年にリリースした「Wrecking Ball」での劇的なイメージの変化、そしてプライベートでの恋愛の話題など、世間の彼女に対するイメージが何度か変化する時期を経験してきた。

 そのたびに彼女には様々な意見が寄せられてきたが、マイリーは今回、「Used To Be Young」のリリースに先立って同曲の歌詞を描いたポスターを世界各地に掲出した際、併せてハンナ・モンタナ時代の「The Climb」や、「Wrecking Ball」の歌詞もポスターにして掲出していた。自身の様々な過去を糧にして、それを前向きに受け入れたことで完成した曲が「Used To Be Young」なのだろう。この曲はマイリーにとってもこれまでで最もパーソナルな1曲になっていそうな予感。

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