毎日同じ組み合わせの数字で宝くじを買い続けた男性が粘り勝ち。(フロントロウ編集部)

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2ドルが39万ドルに!5つの数字の元ネタは?

 アメリカのノースカロライナ州の男性が、毎日同じ番号の宝くじを買い続けること7年。ついにジャックポット(当たり)を獲得した。男性が購入し続けたのは、ノースカロライナ州の教育宝くじ「ラッキーフォーライフ」というもので、1口2ドル(約290円)で購入できる。当選したら、死ぬまで毎年お金をもらうことも選択できるのが特徴の宝くじだ。

 男性が買う数字は決まっていた。それは家族の誕生日を組み合わせた数字で、毎日同じお店で買い続けたという。そして運命の金曜日、奇跡が起きた。白い5つのボールが彼の選んだ数字を出したのだ。彼はその事実を知り、「何かの間違いだろう」と思って夜も眠れなかったと、教育宝くじを提供している団体に話した。

 男性は翌週の月曜日に賞金を請求し、生涯亡くなるまで年間25,000ドル(約360万円)を受け取るか、一括で390,000ドル(約5,600万円)を受け取るかを選択することができたが、390,000ドルの一括払いを選び、必要な州税と連邦税の源泉徴収後、277,879ドル(約4,000万円)を手にした。当選金で家のローンを支払おうと考えているという。

 7年間も毎日同じ数字を買い続けて当選したというのは、運というより忍耐力が勝ったともいえる。彼がこの賞金を手に入れるまでに購入したロトの合計額は単純計算で約5,000ドル(約72万円)。まさに粘り勝ちといったところだろう。

 これとは関係ないが、今年8月初め、フロリダ州で15億8000万ドル(約2,300億円)のメガミリオンの当たりくじが出た。当選が確認された場合、2018年にサウスカロライナ州の住民が受け取った15億3700万ドル(約2200億円)のメガミリオンズの記録を超えることとなる。これはメガミリオンズ史上最大の大当たりであると同時に、米国の宝くじ史上3番目の大当たり。米宝くじ史上最大のジャックポット記録は、2022年カリフォルニア州でのパワーボールの賞金20億4000万ドル(約2,900億円)。

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