KFCやバーガーキングは完全無視するが、UNOは大好き!
マクドナルドの米公式X(旧ツイッター)アカウントと言えば、ウェンディーズのようなライバルチェーンからブラックジョークだらけの“口撃”をよく受けては完全スルーしていることで知られているが、そんなマクドナルドが甘い言葉しか囁かない相手が、UNOの米公式カウント。
マクドナルドとUNOの中の人が仲良くなったのは、新型コロナウイルスのパンデミックの真っただ中だった2020年。マクドナルドが、客が注文時によくやる「えーーーっと……」という言い方をジョークにすると、UNOがその投稿に「ワイルド(カード)はどう?」とウインク付きでコメント。それにマクドナルドが「ドロー2の上にドロー2を置いていいならいいよ」と返し、UNOが「ビッグマックもつけてくれたらその条件のむよ」と言ったことがきっかけで、両社の交流はスタートした。
それからというもの、「あなたのことを誇りに思うよ(UNO)」「リバースするね。私もあなたを誇りに思う(マクドナルド)」、「あなたの応援はすごく心強い(マクドナルド)」「私たち(※UNOとYou Knowをかけている)は味方だって知ってるでしょ(UNO)」と超ラブラブな関係に。
リポストがゼロ、いいねが一桁という、フォロワーにまったく響いていない状況であっても、両社は全く気にしないで会話を続けている。
「にぎやかな車のなかでマクドナルドの注文をしている風にしてみて(マクドナルド)」「何度も行ってるけど、ドリンクは何がいい!?(UNO)」「そういう人たちはスキップしないとね(マクドナルド)」「ほんと(UNO)」というやり取りや、「助けて、家族に何の仕事をしているか説明しなきゃいけないんだ(マクドナルド)」「リバースカードを出して、ミステリアスにいきなよ(UNO)」「今年のサンクスギビング(※米国では家族が集まるイベント)は興味深いことになりそうだね(マクドナルド)」というやり取りなど、とにかく楽しそう。
ちなみにマクドナルドはKFCやバーガーキングといったライバル店からもよくタグ付きでコメントを受けているが、これらのブランドのことは完全スルーしたまま。マクドナルドがせっせとコメントを返しているのは、大好きな“マブダチ”であるUNOなのであった。