コストコの女性従業員が“男性の気が散る”という理由で「大きめの服」を着るように上司から注意され、不満を爆発させた。(フロントロウ編集部)

コストコの女性従業員が「理不尽な理由」で服装を注意される

 コストコで働くニュージャージー在住のアイーシャ・メイソンという女性が、“男性の気が散る”という理由で「大きめの服」を着るように上司から注意されたことをTikTokで明かした。

 アイーシャは、コストコの身だしなみに関する規定では、ポロシャツと破れていないドレスパンツもしくはジーンズが許可されているとして、自分は同社のドレスコードに違反していないと主張。ルールに則った服装をしているにもかかわらず、注意を受けたのは、ボディ・シェイミング(体型日批判)だと訴えた。

 なお、アイーシャが仕事の際に着ていたのは、赤のポロシャツとグレーのリブニットパンツ(※アイーシャはドレスパンツと解釈している)。

 アイーシャは納得できないといった様子で、TikTokにアップした動画のなかで「理解できない。私はドレスコードに従っているのに、職場で(男性従業員に)目で追われるかもしれないからって。それがどうして私のせいなの?」、「私は普通のドレスパンツをはいている。タイヤショップの男たちと、店にいる男たちが立ち止まって私のことを見ているからというのが、あなた(上司)の言い分。それは私のせいじゃない」、「見た目のせいで、私がこれまでの人生でどれほどの地獄を経験しなければならなかったのか、あなたは知らない。『あなたは正しい服を着るにはふさわしくない体型をしている』と聞かされ、誤解されることで、私がどのような精神的なトラウマを抱えることになるのか、あなたはわかっていない」と不満を爆発させた。

 ちなみに、アイーシャの動画のコメント欄は、「むしろ男性たちを呼び出してセクハラについて話をする必要がある」、「女性は男性の行動に対して責任を負わされる。こういった風潮は今すぐ終わらせるべき」、「細身の女の子が同じ服装をしても問題にならないのに、カーヴィー(曲線的)な女の子だと問題になる」など、彼女の主張を支持する声であふれている。一方で、アイーシャがはいていたニットパンツは「ドレスパンツではない」として、上司の言い分は問題外だが、「規定には違反している」と指摘する声もある。

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