『バチェラー』や『バチェロレッテ』のギャビー・ウィンディ、彼女との性生活を語る
アメリカ版『バチェラー』に出演したあとに『バチェロレッテ』にも出演したギャビー・ウィンディ。『バチェロレッテ』ではエリック・シュワーと婚約したが、その後破局し、現在はロビー・ホフマンという同性の恋人と交際していることを2023年8月にトーク番組『The View』で告白した。
インスタグラムでロビーとの交際について人生で「最高の経験」であり、「これまで感じたことのないような気持ち」にさせてくれるとノロけていたギャビーが、べセニー・フランケルのポッドキャスト番組でロビーとの性生活にも触れた。
「女性との方が安心できる」と述べたギャビーは、「気になることがあれば、(セックスの)前、後、最中に聞きます。自分たちのセックスライフについて感想も共有するのです。とても安心してできます」と説明。「気まずいこともあるけど、それをする価値があるのです。だって、すべてについて話し合いたいし、お互いが相手を喜ばせ幸せにしたいと思っているので」と続け、「セックスは楽しい! 自由で、開放的。とくに、安心できる相手とするときは」と付け加えた。
性的快感について話せる、相手を喜ばせたいと思う、環境は大切なこと
安心できる相手とのセックスである、双方が相手の快感を大切にしている、そして話し合える。ギャビーが挙げたことは、どれも双方のセクシャル・ウェルネスにとって大切なこと。
女性は男性に比べてオーガズムを感じる回数が少ない。2014年にアメリカの成人2,850人を対象としたインディアナ大学による調査では、親しいパートナーとのセックスでオーガズムを感じる人は、男性の平均は異性愛者で85.1%、同性愛者で84.7%と開きがなかったのに対して、女性の平均は異性愛者で62.9%、同性愛者で74.7%と10%以上も開きがあった。
2017年に5万2,000人を対象とした米調査では、過去1ヵ月に経験したセックスでオーガズムを感じたと答えた人は最も多いものから、異性愛者の男性(95%)、同性愛者の男性(89%)、バイセクシュアル男性(88%)、レズビアン女性(86%)、バイセクシュアル女性(66%)、異性愛者の女性(65%)だった。
これらの調査からは、異性愛者の女性がオーガズムを感じる傾向が低い原因は女性器にないことがわかる。2017年の調査では、オーガズムに達する頻度が高い女性はそうでない女性に比べて、オーラルセックスを受ける回数が多い、セックスの時間が長い、ベッドでして欲しいことを言葉にしている、セックス中に愛を表現する、2人の関係に満足している、新しい体位やセクシーな話を取り入れるなどの多くの要素があったという。
こういったことが出来るためにも、ギャビーが言うように、独りよがりにならず相手が快感を経験することを双方が大切にしており、セックスについてオープンに話せる「安心」できる関係性があることが重要なのだろう。