コンディショナーの効果的な使い方と注意点
コンディショナーは、髪の表面をコーティングして、なめらかに整えてくれるヘアケア製品。毎日のヘアケアに使っているという人がほとんどだと思うけれど、じつは使い方によって仕上がりが大きく変わるって知ってた?
米シカゴに拠点を置くヘアサロンMaxine Salonに所属するヘアスタイリストのジェナ・スピノと、ロレアルプロフェッショネルのグローバルアンバサダーを務めるヘアスタイリストのミン・キムが、意外と知らないコンディショナーの効果的な使い方を英Glamourで紹介した。
1.髪の水気を切ってからつける
ミンによると、コンディショナーを使うときに最もよくある間違いは、シャンプー後に髪の水気を切らずにコンディショナーをつけること。髪が濡れたままだと、コンディショナーが上手く浸透しないそうで、ミンは「コンディショナーをつける前に余分な水を切ること。これだけでコンディショナーの浸透率がグッと変わります」と明かした。
2.髪の中間から毛先につける
コンディショナーをつけるとき、シャンプーと同じように髪全体に塗る人もいると思うけれど、じつは“髪の中間~毛先”に塗るだけでいいそう。ミンは「自然にカールしていない限り、(根元は)コンディショニングを必要としない新しい髪なので、根元に塗る必要はありません」と説明。
とくに髪が細い人だと、髪がぺたんこになりやすいだけでなく、頭皮の毛穴が詰まって肌トラブルを起こす可能性もあるため、「コンディショナーを根元に塗るのはできる限り避けたほうが良いと思います」とミンは言う。
3.しっかり3分間すすぐ
ジェナいわく、コンディショナーを使うときにもう1つよくある間違いは、コンディショナーを十分にすすぎきれていないところ。コンディショナーのすすぎが甘いと、髪がベタっとして平らになりやすいだけでなく、コンディショナー本来の効果を損なう恐れもあるそう。3分程度を目安に、髪にぬめりが残らないよう、入念にすすぐようにして。
コンディショナーは、髪を保護&補修して指通りをなめらかにしてくれる、日々のヘアケアに欠かせないアイテム。プロの使い方をマスターして、うるおいとツヤのある美髪をキープしてみては。