ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフによると、映画『ハリー・ポッター』シリーズの撮影中、ダンブルドア校長役のマイケル・ガンボンは若い共演者たちを笑わせるためによく悪ふざけをしていたそう。(フロントロウ編集部)

ダニエル・ラドクリフが明かすマイケル・ガンボンのお茶目な一面

 映画『ハリー・ポッター』シリーズでダンブルドア校長を演じた俳優のマイケル・ガンボンが死去した。82歳だった。

 ロン役のルパート・グリントが追悼のメッセージで「彼はたくさんの温かさといたずらをもたらしてくれました」と言っていたが、マイケルは若い共演者たちを笑わせるためによく悪ふざけをしていたそうで、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフも、以前、マイケルは自分のことを「簡単に笑わせることができた」と米GQの動画インタビューで語っていた。

画像: ©︎WARNER BROS. PICTURES / Album/Newscom

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 ダニエルによると、マイケルと一緒の撮影のときは、監督が撮影の始まりの合図である「アクション!」と叫ぶ直前まで笑っていたといい、「(撮影開始の時点で)僕はほとんど立ち直ることができず、彼は持ち前の重厚さと魅力を備えた演技をすることができました」、「ええ、彼は最高です」と、その明るくてお茶目な人柄を絶賛した。

 ちなみに、2014年に米掲示板のRedditで行なったユーザーとのQ&Aセッション「で、『ハリー・ポッター』の撮影現場で仕掛けた最高のいたずらは何?と聞かれたダニエルは、「僕が仕掛けたいたずらではなく、僕が仕掛けられたいたずらを選ぶべきかもしれません。まったくの予想外だったので」と答え、マイケルとスネイプ先生役のアラン・リックマンが仕掛けた“おなら作戦”をベストないたずらに選出した。

 そのいたずらが決行されたのは、シリーズ3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の撮影。大広間でみんなで寝袋で寝ているシーンで、ダニエルの寝袋におならマシンが仕込まれた。監督の指示で、ダニエルの寝袋は彼が当時気になっていた女の子の隣に置かれたそうで、寝袋で寝る生徒役の子どもたちのあいだを歩いていたマイケルとアランがちょうどダニエルのところに来たとき、マイケルがおならマシンのスイッチを押し、ダニエルの寝袋から恥ずかしい音が響き渡った。

 ダニエルはそのときのことを、「たくさん笑いました。多少恥ずかしい思いもしましたけど、めちゃくちゃ可笑しかったです」とRedditのQ&Aで振り返っている。

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