マクドナルドで逆上した客が事件を起こす
ノースダコタ州にあるマクドナルドで男が別の客に銃を突きつける事件があった。
米New York Postによると、ジョージ・デマリアスはマクドナルドに入店しようとしていた被害者のトレント・ガスミラーに近づき、ビッグマックとハッピーミールをおごってほしいと頼んだ。ガスミラーはデマリアスの要求を断ると、「仕事を探しに行くように」と伝え、列に並んで自分の食べ物を注文をした。
そのことに激怒したデマリアスは、ガスミラーを追って店の中に入ると、銃を取り出し、子どもを含む他の客や店員たちの前でガスミラーに銃を向けたという。デマリアスはガスミラーの発言を「無礼」だと言って、「クソ野郎」と呼ぶと、銃をしまって店を出たとNew York Postは伝えている。
ちなみに、通報を受けた警察官が駆けつけたとき、デマリアスは1歳の娘と一緒で、取り押さえる際にデマリアスだけではなく幼い娘の方向に銃を向けなければならなかったと警察は明かしている。銃は娘のベビーカーの中に隠されていたといい、その後、デマリアスは重罪に当たる危険な武器を使用したテロ行為で起訴された。
アメリカのマクドナルドではたまにこういった物騒な事件が起きる。2021年、ポテトにかかっていいる塩の量をめぐって店員と揉めた客が店員を銃で脅すという事件があったほか、2019年にも「ポテトが冷たくなっていた」として店員らと口論になった客が、飲み物を投げつけるなどの暴行をはたらいたうえ、最終的に車から銃を持ってきて発砲するという暴挙に出る事件があった。