コストコのロティサリーチキンには“2時間ルール”がある!?
コストコの看板商品といえば、鶏を1羽まるごとローストしたロティサリーチキン。アメリカで4.99ドルという驚きの激安価格で販売されているロティサリーチキンは、クリスマスシーズンになると整理券が配られることもある超、超、超人気フード。
7年間かけて世界中にある200店舗以上のコストコを訪れたというコストコマニアの夫婦によると、ロティサリーチキンについて最も驚くべきことは、店頭に並んでいる時間の短さだという。
コストコ攻略本『The Joy of Costco: A Treasure Hunt from A to Z(原題)』の著者でもあるデイヴィッド&スーザン・シュワルツ夫妻は、米Insiderの取材に応じ、ロティサリーチキンはどのコストコの棚にも約2時間しか置かれていなかったと証言した。
「ロティサリーチキンは2時間経つと味が落ちてしまうため、2時間しか店頭に並べられないようにタイムスタンプ(時刻印)を押しているんです」。夫妻の話では、棚に並べられてから約2時間が経過したロティサリーチキンは従業員によって撤去され、スープやサラダなど他の料理に再利用されるという。
夫妻は続けて、「彼らは誰も見ていないところで正しいことをしています。ただきちんとしているだけなんです。それが本当に素晴らしいところです」ともInsiderに語っている。
なお、シュワルツ夫妻の主張が事実かどうかを確認するために、Insiderがコストコにコメントを求めたが回答を得られなかったそう。