ベンガルールの駅や電車内で女性たちにイタズラを仕掛ける様子をインスタグラムのアカウントで公開していた23歳若者に、鉄道会社が厳しい対応を取った。

インスタグラムのリールにイタズラの様子を公開

 ベンガルールに暮らす23歳の男が、地下鉄の駅のエスカレーターや電車内で女性たちにイタズラを仕掛けて、その様子を自身のInstagramのアカウントで共有していたとして逮捕された。

 インスタグラムのアカウントで「いたずら者」という意味にあたる“Pranker”を自称していた男は、駅のエスカレーターで突然発作を起こしたふりをして後ろにいた年配の女性をパニックに陥らせたり、電車内で同じようなイタズラを仕掛けて背後に座っていた女性たちを困らせたりして、その様子を自身のアカウントに公開していたそう。

 鉄道を運営するベンガルール・メトロは、動画を発見するとすぐに捜査を開始。ほかの動画に映っていたナンバープレートから犯人を特定し、警察に出頭させたという。

 事件について、ベンガルール・メトロは、「この若者の行為は、地下鉄を利用する際に守るべきルールやエチケットに反しており、容認できないものです。彼が動いているエスカレーターで悪ふざけをしたとき、年配の女性はパニックになっていました。メトロの車内でも、彼の行為を見て乗客がパニックになっていました」と、事件を報じたTimes of Indiaにコメント。

 現地では、2002年地下鉄法のもと、泥酔行為、迷惑行為、破壊行為、罵詈雑言、卑猥な言葉の使用で告発された人々に対して鉄道会社が措置を取ることが認められており、最大で500ルピー(約1,000円)の罰金が科せられる。今回の件でも、男は500ルピーの罰金を支払うとともに、今後同じような行為は行わないと約束したという。

This article is a sponsored article by
''.