自分に似合う髪の長さが分かるフィルターがバズリ中
イメチェンしたいときなどに気になるのが、自分の顔に似合う髪の長さ。好みやそのときの気分にあわせて切ったり伸ばしたりすることが多いけれど、自分の姿は客観的に見ることがないぶん、長めが似合うのか短めが似合うのか判断するのが難しいもの。
そんな“自分に似合う髪の長さは?”という疑問を解決できるとして海外で話題を呼んでいるのが、「2.25 Hair Lengs Filter」というTikTokのフィルター。
「2.25 Hair Lengs Filter」は、TikTokでこのフィルターを適用してセルフィーするだけで、自分にはショートヘアが似合うのかロングヘアが似合うのかを診断ができる。
耳の下から顎までの長さで診断
「2.25 Hair Lengs Filter」のフィルターを適用すると現れるのが、2本の赤い横線と謎の数字、そしてshort hairもしくはlong hairの文字。
2本の赤い線は、それぞれ耳の下とアゴの下に登場するようになっていて、この線の間の幅が数字(インチ)として表示される。このフィルターでは、この数値、つまり耳の下から顎までの長さによって、自分に似合う髪の長さが導き出される。
具体的には、出てくる数字が2.25インチよりも短いとショートへア、2.25インチよりも長いとロングへアという結果に。
じつは耳と顎の間の距離を測定して短い髪が理想的か長い髪が理想的かを判断するというという手法は、ヘア業界で古くから知られてきた古典的な診断方法。TikTokでは以前にも、フィルターではないものの、同じ原理を利用した診断方法を紹介する動画がバズっていて、「鉛筆2本」と「巻き尺(もしくは定規)」で長さを測る方法が注目を集めていた。
実際に美容師のアンナ・ピーターソン氏も、この診断はある程度理にかなっていると米Bustleで評価。
ただし一人ひとりの似合う髪型は顔の長さや形だけで判断できるわけではないと話し、「あくまでこれはガイドラインであり、絶対的なものではありません」と説明した。
実際にエディターも体験
記事を執筆していて気になった美容エディターも、実際に「2.25 Hair Lengs Filter」を体験。
髪型で遊びたい派のエディターは、これまでさまざまなヘアカットに挑戦していて、周りからは短めが似合うよと評価されることが圧倒的に多め。ここ数年はベリーショート~ボブほどの長さをいったりきたりしているが、結果はいかに…。
画面に現れた文字は「short hair」。やはり短めが似合うのかと納得する結果に。
ただしスマホと顔の距離によってもかなり診断にズレがあり、最初に出てくる顔の位置のガイドラインを守っていても、撮影中に少しでも動くと「long hair」と表示されることもあり、ちょっとした差なのだろうなという印象。とはいえゲーム感覚で診断できるのは新鮮で、楽しくチェックすることができた。
自分に似合う髪の長さが分かるTikTokのフィルター。気になる人は、「2.25 Hair Lengs Filter」で検索してみて。