選択的夫婦別姓制度の議論に新たな刺客
現在の日本では夫婦が同じ名字を名乗らなくてはいけない「夫婦同姓制度」が採用されているが、海外では、希望すれば別々の姓を名乗れる「選択的夫婦別姓制度」や、“スミス=グラボウスキー”のように2人の姓を繋ぐ「夫婦結合姓(複合姓)」を採用している国がある。
様々なやり方が模索されている中で、米ブログサービスTumblrに投稿された、夫婦の姓に関するあるアイディアが米掲示板Redditで拡散され、「こうなって欲しい」と注目を集めている。
投稿の内容は、「夫婦は姓を合体させてしまえばいいのでは?」というもの。例として「スミス(Smith)」という人と「グラボウスキー(Grabowski)」という人が結婚したとしたら、「スマボウスキ―(Smabowski)やグラビス(Grabith)、グラスミスキー(Grasmithki)」にすればいいと投稿者は主張している。確かにこれなら、子どもは両親の姓を引き継げるし、どちらの姓を選ぶ問題には
投稿を見た人々はこのアイディアを称賛し、なかには「知り合いの夫婦がこの通りのことをした」と実例を挙げる人も。また、既存の姓を合体させてどれだけ妙な姓を作れるのかで盛り上がっている人たちもいた。投稿は2日間で3.1万件のいいねと600以上のコメントが寄せられる大反響となった。
ちなみに、この「夫婦合体姓制度」がもし日本で採用された場合、鈴木さんと佐藤さんの子どもは「鈴藤」「佐木」「木藤」などになるのだろうか。日本人の姓の多くは漢字なので、違和感のない合体姓を簡単に作ることができるのでは。