ツヤ肌を叶える新感覚ファンデ「水ファンデーション」
あらゆる肌トラブルをカバーし、美しくなめらかな肌に仕上げてくれるファンデーション。オイルを主成分とした保湿力の高い「オイルベース」や、毛穴の凹凸やテカリを抑えるマットな仕上がりの「シリコンベース」、メイクしながらスキンケア効果も期待できる「美容液ベース」など、さまざまな種類のファンデーションがあるけれど、いま海外で注目を集めているのは「水ベース（ウォーターベース）」。
米セフォラのビューティーディレクターであり、メイクアップアーティストのマイエシャ・スーウェルによると、いまビューティ好きの間で話題沸騰中の「水ファンデーション」とは、その名の通り「水分」を主成分としたファンデーション。
水ファンデーションの特徴について、マイエシャは、「水ファンデーションは、水分をベースにしているため、軽いつけ心地で粘度が低く、ノンコメドジェニックである傾向がある」と米Bustleで説明。
また、水ファンデーションは“オイル（油分）”をほとんど含まないため、2層式ファンデーションを採用していることが多いそう。マイエシャは、「水ファンデーションは、水分と粒子が分離している可能性があるので、肌に塗布する前に振る必要があるのも特徴です」と明かした。
水ファンデーションの魅力
そんな水ファンデーションの最大のポイントは、なんといっても軽いつけ心地。さらっとしたテクスチャーで厚みや重みが出にくく、素肌感のあるナチュラルな仕上がりが魅力。また、ほとんど油分を含まないため、ニキビやテカリが気になる人にもオススメだという。
さらに、水ファンデーションはアルコールや界面活性剤を使用していないものも多く、“肌にやさしい処方”なのもポイント。
メイクアップアーティストのジャスティン・ラモンテも、「水ファンデーションは、すべての肌タイプに適した汎用性の高いファンデーションですが、とくに乾燥肌や敏感肌には効果的だと思います」とコメント。
続けて、ジャスティンは「素肌のような自然な仕上がりで、通気性と栄養があり、ふっくらとした輝きを与えてくれます」と話し、とくにメイクアイテムを減らしたいミニマリストにはうってつけのファンデーションだと勧めている。
水ファンデーションの使い方
水ファンデーションはさらっとした使い心地なので、ファンデーションを塗るときは指でもブラシでもスポンジでもOK。
マイエシャは、「水ファンデーションの処方は色々あるので、“すべてにフィットする”という塗り方はありません」と話し、続けて「ファンデーションが水っぽくてクリーミーさが足りない場合は、スキンケアのように手でマッサージするように塗るのがオススメです。もっとカバーしたいところには、毛が密集したブラシで押し込むのもいいでしょう」と明かした。
水ファンデーションと相性のいい化粧下地は？
水ファンデーションは水分が主成分のため、化粧下地も水ベースのものを使うのがオススメ。
マイエシャは、「水ファンデーションの下にシリコンベースのプライマーを使用することもできますが、分離するリスクが高くなります」と忠告。素肌感のある美しいベースメイクに仕上げるためにも、できれば同じ処方のファンデーションと化粧下地を組み合わせるべきだとアドバイスした。
軽やかな使い心地とツヤのある仕上がりが魅力の「水ファンデーション」。うるおいのあるファンデーションをお探しの人はチェックしてみては。
