ウーバーイーツ泥棒「あっ、飲み物忘れた」→取りに戻る、防カメに映っていた“まさかの犯人”

玄関に置き配されたウーバーイーツを盗んだのは…

　フロリダ州オーランドの住宅街に“ウーバーイーツ泥棒”が現れた。

　ウーバーイーツを使ってタコベルで45ドル（約6,700円）分の食べ物&飲み物を注文したというニコール・カストロという女性が、米FOX 35の取材に応じ、置き配指定した食べ物が盗まれたことを明かした。

　ニコールによると、玄関先に設置してある防犯カメラに犯行の一部始終と犯人の姿が映っていたそうで、彼女がTikTokで公開した防犯カメラの映像には、ウーバーイーツの配達員が立ち去った直後に1匹のツキノワグマがやって来て、食べ物が入った袋の匂いを嗅ぎ、何食わぬ顔で持ち去る様子がばっちり記録されていた。

　しかも、そのクマは食事についてきた飲み物を忘れたことに気づき、しばらくして取りに戻って来たそうで、ニコールは「彼（クマ）がウチにやって来て、食べ物を持っていきました。それからまたソーダを取りに来たんです」と驚いた様子でFOX 35に語った。なお、盗まれた食べ物の代金はウーバーイーツによって返金されたとのこと。

　ちなみに、この地域ではクマがよく出没するそうで、ある住人は、必ず防犯カメラで周辺にクマがいないことを確認してから家を出るようにしているそう。

　じつは、お腹を空かせたクマが、今回のように配達された食べ物を盗んだのは今回が初めてではない。昨年、ノースカロライナ州のとある家で、住人が留守にしているあいだに届けられたベーグルをクマが盗んだ事件があったと米New York Postは伝えている。