ディズニーランドの保安検査で金属探知機に引っかかったゲストが警備員と口論になり、暴力を振るう騒動があった。(フロントロウ編集部)

ディズニーランドでゲストと警備員が揉める

 フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)にあるディズニー・ハリウッド・スタジオで、ゲストが保安検査で警備員と口論になり、警備員の腕を叩くなどの暴力を振るったと米WDWNTが伝えている。

 事件があったのは今年9月。ゲストの女性が持っていたバッグの中に入っていた何かに金属探知機が反応したため、持ち物を調べていると、女性が急にバッグの中から下着を取り出して「私のブラジャーを見たい?」と警備員に向かって叫んだという。なお、そのときのことを振り返って、警備員は「誰も彼女のものを見たくありませんでした」と証言している。

 手荷物検査が完了したあと、女性がテーブルに置いてあったプラスチック製のゴミ箱を持ち出そうとしたので、警備員がそれを阻止するためにゴミ箱をつかんで、「警備エリアからゴミ箱を持ち出すことは許されない」と注意すると、女性は警備員の腕を殴って抵抗したそう。

 なお、家族と一緒に警備室に連れて行かれた女性は、警備員にひどい態度をとったことに明らかに動揺した様子だったといい、警備員の腕を殴った件については、「いかなる時点でも警備員に触れておらず、無実の罪を着せられた」と主張したと保安官の報告書には記載されていたとのこと。

 裁判所の記録のよると、女性に対して刑事告発は行われていないが、アメリカのディズニーランドおよびディズニーワールドは、ルールを破ったゲストに対して厳しい措置を取ることで知られており、厳重注意や期限付きで出入りを禁止する警告状で済む場合もあれば、最悪、ディズニーファンのあいだで“極刑”として知られる生涯出入り禁止を命じられることもある。

This article is a sponsored article by
''.