「典型的な文句の多い老人」にリベンジ
「典型的な文句の多い老人」だという67歳の義父を隔週で夕食に招いているという30代女性。義父は何かにつけて文句をいい、人の事情に口をはさみ、食事の席では右翼的な思想を熱弁し、隔週で食事を振舞っているにもかかわらず全く交流してくれないと文句を言うという。
女性はそんな義父を「支離滅裂な幼児を扱うように『わあ、それは面白いですね』とだけ答えて、そのあとは彼がそこにいなかったかのように会話を進めて」と対処していた。一方の夫は、父に優しく接しながらも不適切な態度を許容する人ではない。
そんななか、最近キッチンをレノベーションした夫婦は、ずっと棚に眠っていたマグカップ17個を処分することに。寄付するために置いておいたら、それを見た義父から、「君たちの世代はモノを大切にしない」「30秒使って飽きる」「自分の世代ならこういうまだ使えるものを捨てたりしない」などと、小言が始まった。
イラっとした女性。しかしその時は「そうですか」とだけ言ってその会話は終わりにしたという。しかし最近、家族の事情でひと足早めに親戚で集まるクリスマスパーティーを開催した際に、リベンジが始動した。
夫妻から義父に贈ったクリスマスギフトに入っていたのは、夫妻が処分しようとしていた17個のマグカップ。
「彼は混乱した表情で私たちを見たので、夫は『まだ使えるマグカップを捨てるなって強く言ってたから、プレゼントとして贈ることにしたんだ』と言いました。義父は、必要ないとか、もう持ってるとか、置く場所がないとか色々な言い訳を言い出したので、夫は『父さんならきっと何か利用方法を見つけてくれるよ。父さんたちの世代は機略に優れているから』と返しました。義父が新しいマグカップコレクションを受け取ってからまだ2日ですが、義父からは7回も電話でマグカップを持って帰ってくれと懇願されています。私は毎回、『私たちが持って帰ったらもったいないですよ。まだ使えるマグカップを救ってくれて本当にあがとうございます！』と言っています」
Redditに投稿された経験談のコメント欄には、「これはせこい。最高」「素晴らしい」と、復讐法を面白がる声が多数。一方で、「失言の味はまずいね」「大丈夫だよ、ドリンクでまずい味を流せるマグカップがたくさんあるから」などとブラックジョークでふざける声も書き込まれている。
