2024年にトレンド入りが予想されるエクササイズ3つを厳選してご紹介。海外で注目を集める、最新エクササイズトレンドとは?(フロントロウ編集部)

2024年はどんなワークアウトが流行る?

 新年を迎えた今の時期には、エクササイズやダイエットの目標を立てたくなるもの。心機一転したいなら、最新のエクササイズトレンドを参考にしてみるのがオススメ。

画像: 2024年はどんなワークアウトが流行る?

 そこで2024年にトレンド入りが予想される注目のエクササイズをご紹介。海外のエクササイズのプロが予想する、5つのトレンドをチェック。

ゆるめの有酸素運動

 2023年の後半頃からSNSで注目を集めており、ここにきて本格的なトレンド入りが予想されているのが、「Cozy Cardio(コージー・カーディオ)」。

 「心地よい」「快適な」という意味を持つ単語「Cozy」と有酸素運動全般を指す「Cardio」を組み合わせた造語である「Cozy Cardio」は、心と体に負荷の少ない、いわばゆるめの有酸素運動のこと。

画像: ゆるめの有酸素運動

 ゆるめの有酸素運動「Cozy Cardio」の取り入れ方はいたって簡単。自分が心地よいと感じる空間、方法、速度、強度で有酸素運動を取り入れるだけ。薄暗い部屋でキャンドルを焚きながら運動してもよし、パジャマのまま運動してもよし、映画を見ながら、コーヒーを飲みながら運動しても問題なし。こんなにだらけていいの?と罪悪感を抱く必要は一切なく、むしろそれこそが「Cozy Cardio」の流儀。

 ニューヨークにあるダンスベースのフィットネススタジオThe Nessの創設者であるアリー・ジャンポロ氏は、「多くの人々が、身体を酷使するハードなワークアウトではなく、リフレッシュできて一生続けられる運動に興味を持ち始めています」と米Pure wowで説明。幸せで安心できる方法で体を動かす、低負荷の運動が大きなトレンドになると予想し、SNSで注目を集める「Cozy Cardio」がその代表的な例だと明かした。

バドミントン

 オリンピックの正式競技であり、部活動などでもおなじみのバドミントンが、ワークアウトのトレンドとしてまさかの浮上。

 パーソナルトレーナーであり、米メディアShapeのシニアエディターとしても活動するクリステン・ゲイル氏は、「バドミントンは、2024年にトレンドとして注目を集めるでしょう」と断言。欧米ではここ数年、テニスと卓球とバドミントンを掛け合わせたようなラケットスポーツ「ピックルボール」がブームとなっており、その流れでバドミントンもすでに脚光を浴びつつあるのだと説明した。

画像: バドミントン

 そんなバドミントンの運動としての効率についてゲイル氏は、「バドミントンと聞くと、あくまで楽しさを第一に考えた“アクティビティ”というイメージが強いですが、じつはトレーニングとしても優秀です」と明かした。

 全身の筋肉を使うことで筋肉も鍛えることができ、ラリーを続けて動き続けることでカロリーも消費できるのだという。また心肺機能の向上など、健康のさまざまな側面でメリットが期待できると明かした。

空手やキックボクシング、柔術などの格闘技

 日本ではとくに身近な競技である空手や柔術、そしてキックボクシングなどの格闘技系の運動も、まさかのエクササイズトレンドとしてフォーカスされている。

 これらのエクササイズは、ビジュアル探索ツールのPinterestが毎年発表しているトレンド予測レポートの2024年版に「ファイティング・ワークアウト」というキーワードとしてランクイン。さらにShapeで紹介された2024年のトレンド予想でもランクインを果たした。

画像: 空手やキックボクシング、柔術などの格闘技

 ゲイル氏は、「空手、キックボクシング、柔術などの格闘技は、優れた有酸素運動であるだけでなく、頭を冴えさせてクリアにしてくれます」と説明。続けて「自分をコントロールし、自信を持つための素晴らしい方法でもあると思います」と明かした。

 2020年に発表されたある研究でも、武道のトレーニングがメンタルヘルスの有害な症状を軽減するのに役立つ可能性があることが分かっている。

【おまけ】ワークアウト後のリカバリーも本格トレンドに

 ワークアウトをした後の疲労をしっかりケアするリカバリー(回復)も、2024年に注目を集めることが予想されている。

 パーソナルトレーナーのミランダ・ラルビ氏は、「リカバリーは運動をするうえで基礎と言っていいほど重要なものですが、最近ではより真剣にリカバリーに取り組む人が増えています」と英Stylistで説明。その例として、Googleでの「マッサージガン」の検索数が、過去5年間で6,800%という驚くべき増加数を記録し、現在もその勢いは落ちていないことを挙げた。

画像: 【おまけ】ワークアウト後のリカバリーも本格トレンドに

 ラルビ氏によると2024年は、水風呂やサウナ、マッサージガンといったトレンドのリカバリーはさらに主流になり、ジムやスパスペースはもちろん、自宅で実践する人も増える見込みだという。

 ちなみに運動後に適切なリカバリーを取り入れることは、パフォーマンスの向上と怪我のリスクの軽減に役立つとさまざまな研究や調査で実証されている。

 海外の専門家が予想した2024年のワークアウトトレンド。新しい運動を始めたいなら、ぜひ参考にしてみて。

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