ケイト・ウィンスレットが『タイタニック』のキスシーンの裏側を明かす
1912年に起こったタイタニック号沈没事件をベースにしたラブロマンスで、主演を務めたレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの代表的作品となっている映画『タイタニック』。
『タイタニック』でのレオナルドとケイトのキスシーンは「映画史上最高のキスシーン」と言われるほど有名なキスシーンだが、じつはケイトにとって悲惨な思い出があるよう。
当時レオナルドは日焼けメイクをしていたこともあり、カットの声がかかるたびに厚塗りのファンデーションなどを直す必要があったという。そのため、キスシーンの撮影中には、ケイトの衣装のあちらこちらにレオナルドの化粧道具とケイトの化粧道具が隠されていたとケイトがVanity Fairのインタビューで明かした。
インタビューでケイトは『タイタニック』のキスシーンを見ながら「私はペールトーンに見えるように厚塗りをしていて、撮影の合間にお互いのメイクチェックをしなければなりませんでした。彼のメイクが私についてしまって、カットの声がかかる度にキャラメルチョコレートバーをしゃぶったような顔になってしまっていたんです。そして彼の顔にも私の化粧がついてしまっていて。本当にめちゃくちゃでした」と振り返った。
また、『タイタニック』のキスシーンではコルセットをしていたこともあり、息が出来なかったことや、光の加減で何度も撮り直しをしたことも明かし、キスシーンの撮影は「悪夢だった」と語ったケイト。語り継がれるほど美しいキスシーンの裏側では、様々なことが起こっていた。