リアーナの「SOS」の歌詞に隠された秘密とは?
2006年にリリースされたリアーナの2枚目のアルバム『A Girl Like Me』のリードシングルとして収録されていた楽曲「SOS」。リアーナの楽曲の中でも人気が高い「SOS」は、リアーナが初めてビルボードホット100チャートで1位を獲得した楽曲で、3週連続首位となるほどヒット。
本来ならばクリスティーナ・ミリアンが自身の3枚目のアルバム『So Amazin'』に「SOS」が収録される予定だったものの、クリスティーナが「SOS」をアルバムに収録するのを拒んだため、同じレーベルだったリアーナの元へいきついた。
そんなリアーナの大ヒット曲「SOS」の歌詞にまつわる秘密を、この曲を手掛けたソングライターのエヴァン・キッド・ボガートがポッドキャスト番組『Behind The Wall』で明かした。
「SOS」の2番の歌詞に「Take on me you know inside you feel it right, Take me on, I could just die up in your arms tonight I melt with you, you got me head over heels Boy, you keep me hangin' on, the way you make me feel」という歌詞があるのだが、じつはこの歌詞、全て80年代の楽曲のタイトルを並べたものだった。
エヴァンはポッドキャスト番組で「歌詞を書いている時、自分が何をしているか分からなかったんです。この曲の2番全体は80年代の曲のタイトルを文章としてつなげたもので、すごく独創的なものになると思ったんです」と告白。
エヴァンが実際に「SOS」でどの楽曲のタイトルを使っていたのかを紹介。まずは A-ha の「Take on me」という楽曲のタイトルからはじまり、 カッティング・クルーの「(I Just) Died in Your Arms」、モダン・イングリッシュの「I Melt with You」、ティアーズ・フォー・フィアーズの「Head over Heels」、キム・ワイルドの「You Keep Me Hangin' On」、そしてマイケル・ジャクソンの「The Way You Make Me Feel」と続き、見事に80年代の楽曲のタイトルで構成された歌詞だった。
これまで18年間、誰もこの事実に気付かず、話題にもならなかったが、今回18年越しに「SOS」の新たな真実が明かされた。