日常を彩る、スタイリッシュな新型「T-Cross」
千葉で開催されたフォルクスワーゲン新型「T-Cross」のメディアイベントへ参加。自然豊かなロケーションのホテル&カフェスペースにてお披露目された「T-Cross」。
まず目を引くのがカラーリングの美しさ。試乗した“キングズレッドメタリック”というカラーは、カラフルながらも派手すぎず、日常を彩ってくれるポップなレッドカラー。光の当たり方によって色の濃さが違って見えるのも素敵。
そして、コンパクトSUVという時代にマッチした丁度良い大きさも魅力的。大きすぎず、小さすぎず、女性が日常的に扱いやすいサイズ感。
雨模様でも、運転しやすい機能性
新型「T-Cross」では、日本の道路事情に適したボディサイズや取回しの良さはそのままに、ライトやバンパーのデザインを中心にエクステリアデザインがモダンにアップデートされている。
走行では広々とした視界で運転しやすく、運転席もゆとりがある。イベントはあいにくの雨模様ではあったけれど、逆にそれにより「T-Cross」の走行の安定感を感じることができた。高速道路や渋滞ではドライバーをサポートする「トラベル アシスト」の使い勝手が良く、駐車では駐車支援システム「パーク アシスト」機能が標準装備されているのも安心。
こだわりがつまったインテリア
また、運転中に様々な情報をチェックできる「デジタル コックピット」やナビ画面も見やすく使いやすい。そしてインテリアにも注目。シートや室内空間では、異素材を組み合わせたスタイリッシュなあしらいや、上質なソフト素材を採用したダッシュボードなど、フォルクスワーゲンのこだわりが細部に表れていて、さすがドイツ車ならではのセンスの良さ。
室内では機能的な部分も目立ち、エアコン操作パネルの下にある充電スペースは、スマートフォンを置くだけでケーブル無しで充電ができて便利。そして、アメリカの人気オーディオブランドBeatsのサウンドシステムが採用され、インパクトある室内音響が楽しめるのも嬉しい。
コンパクトSUVというサイズ感ながらラゲッジスペースも十分で、大きすぎず扱いやすく、街乗りもオフロードも無限の楽しみ方ができる「T-Cross」。多彩なライフスタイルをかなえる一台だろう。
今回試乗したメディアイベントでは、「T-Cross」のあるライフスタイルを感じられるコンテンツが用意されていて、ワーゲン仕様のカフェタイムや、液体の流動性を活かした新感覚のアートを体験。スタイリッシュで機能的であり、遊び心がつまった「T-Cross」を存分に感じられた1日となった。
テキスト:大柳葵理絵
撮影:小林俊樹