『ノッティングヒルの恋人』続編の脚本をジュリアが反対
1999年に公開され大ヒットを記録した『ノッティングヒルの恋人』は、ジュリア・ロバーツ演じるハリウッドの大女優のアナと、旅行専門の本屋を営むヒュー・グラント演じるウィリアムがロンドンの街角でぶつかったことがきっかけでロマンスに発展するという夢のある恋愛映画で、今もなお名作として語り継がれている。
ファンの間では続編を望む声が大きかったものの、『ノッティングヒルの恋人』の続編は作られることはなかった。
しかし実際には『ノッティングヒルの恋人』の続編を作ろうとしていたようで、脚本家のリチャード・カーティスが IndieWireのインタビューでその時のことを振り返った。
『ノッティングヒルの恋人』の続編が作られなかった1つの理由としては、主演のジュリアが続編の脚本に難色を示したから。リチャードは「私は『ノッティングヒルの恋人』の続編で彼らが離婚するというストーリーを作ろうとしたがジュリアはそれはとても悪いアイデアだと思ったんです」と話した。
ちなみに以前ヒューは「僕とジュリアが高額な弁護士を雇い、子供の親権争いをして、涙でいっぱいのおぞまじい離婚劇をやってみたいね。心理的に永遠に残るような。そういう映画なら喜んでするよ」と、ジョークを交えながらハッピーエンドで終った『ノッティングヒルの恋人』の続きをやりたいとHBOのQ&Aセッションで明かした。