『ウィキッド ふたりの魔女』が世界中で大ヒットを記録
アリアナ・グランデがグリンダ、シンシア・エリヴォがエルファバを演じる映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、アメリカですでに公開されており、興行収入は1億1400万ドル(約175億円)を突破し大ヒットを記録。
そんな映画版『ウィキッド』には、ミュージカル版で元祖グリンダとエルファバを演じたクリスティン・チェノウェスとイディナ・メンゼルも出演していることで話題に。
しかし、イディナは最初、映画に出演するのに前向きではなかったよう。その理由は映画版でエルファバを演じるシンシアに配慮して。映画版『ウィキッド』でプロデューサーをを務めたマーク・プラットは「イディナはシンシアに関することで台無しにしたくなかった。彼女は『これは彼女の瞬間。彼女にその瞬間を持ってほしい』と思っていました」とVarietyに当時のことを振り返った。
イディナあ映画出演について首を縦にらなかったよう。。しかしマークは「ふたりともこの映画に触れたいと思うはずです。君たちは永遠にウィキッドの伝説の一部なんだから」と声をかけ説得し続け、イディナを出演させることに成功した。
ミュージカル版と映画版のグリンダとエルファバの共演は、やはり胸にこみ上げるものっがあったようで「原作の舞台の世界と映画の世界、とくにあの4人の女性たちのために、この2つの世界を結びつけることができたことはあの夜の撮影に立ち会った誰もが忘れられないものになりました。本当に美しかったです」と語った。