俳優のライアン・レイノルズが映画『デッドプール&ウルヴァリン』で、妻ブレイク・ライブリーがセクハラ等で訴えたジャスティン・バルドーニをディスったのではないというシーンが話題になっている。(フロントロウ編集部)
『デッドプール&ウルヴァリン』のワンシーンが話題
全世界で約1,000万部の大ヒットを記録した、作家コリーン・フーヴァーによる同名小説を映画化した『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』はアメリカでヒットしたものの、当初から主演のリリー役のブレイク・ライブリーと監督権兼ライル役のジャスティン・バルドーニが不仲説は常に付きまとってた。
そして2024年のクリスマス前にはブレイクが、セクハラ等でジャスティンや映画の主任プロデューサーであるジェイミー・ヒースなどを訴えたことが明らかに。
その後もブレイクとジャスティンに関する話題は尽きないものの、今回ブレイクの夫であるライアン・レイノルズが『デッドプール&ウルヴァリン』でジャスティンをディスっているのではというシーンが話題に。
それはライアン演じるデッドプールがデッドプール集団と会うシーン。このシーンではレディプールをブレイクが演じ、2人の子どもであるイネスとオリンがキッドプールとベビープールを演じたことでも話題に。
そのシーンに髪の毛をハーフアップのお団子にしたナイスプールというのが登場したのだが、劇中で「レディプールを見たら驚くよ。彼女はゴージャスだ。つい最近赤ちゃんも産んだのに、全然わからないよ」とナイスプールがレディプールの体についてコメントした後、デッドプールは彼に「そんなことを言うべきではないと思うよ」と言い、ナイスプールが片手を胸に当てて「大丈夫。僕はフェミニストだと自認している」というやり取りがある。
このシーンこそがライアンがジャスティンを皮肉たっぷりにディスっているのではないかと言われている。というのもブレイクは第4子であるオリンを生んだ後の復帰作として『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』に出演したのだが、ジャスティンに産後の体形についてのジョークや嫌味などを言われていたよう。しかもジャスティンは以前からフェミニストとして活動しており、ブレイクにセクハラで訴えられたことで受賞は取り消しとなったが女性の権利のために立ち上がった人物を表彰する Voices of Solidarity Awardを受賞した。
実際にジャスティンとブレイクの件でライアンも交えて話し合いの場が持たれたと言われており、ライアンももちろんブレイクの身に起きたことは知っている。ライアンはこの『デッドプール&ウルヴァリン』のシーンについてなにも触れていないものの、振り返ってみるとこれはジャスティンをディスっているのではないかとSNSで大きな話題になっている。