『バービー』撮影中にチームケンはワックス脱毛
映画『レディ・バード』でアカデミー監督賞・脚本賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグが監督を務め、マーゴット・ロビーがバービー、ライアン・ゴズリングがケンを演じた2023年の大ヒット作『バービー』。

そんな『バービー』に出演していたライアンをはじめとするケン役の俳優のほとんどが、より人形っぽくするために撮影中はすね毛などを脱毛したというのは有名な話。
しかし今回、ケン役の1人だったシム・リウが、1人だけ脱毛を拒否していたことをトーク番組『The Jennifer Hudson Show』で明かした。チームケンの中でワックス脱毛をしなかったのは、『ボブ・マーリー:ONE LOVE』でボブ・マーリー役を演じたことでも知られるキングズリー・ベン=アディル。

シムは「僕はワックス脱毛を受けました。そして、とても痛かったです。1人を除いて、ケン全員が連帯感を持ってワックス脱毛を受けました。ようやくその1人が誰なのか、安心して明かせるようになったと思います。名前は言いたくありませんが、シュミングレーと同じ韻を踏んでいます」と言い、キングズリーの名前を直接出さなかったものの、口をモゴモゴさせながら彼の名前と分かる仮の名前を言って観客を笑わせた。

ワックス脱毛をするのは、連帯感を示すためだと思っていたシムは「僕はそれが連帯感を示すためのものだと思っていたが、彼がそれをしなかったと言ったとき、『待って、選べるの?』と思ったんです」と話すも、ジェニファーに「もし選べるのを知っていたらワックス脱毛をしなかったですか?」と聞かれると、「分からないです。だって、ライアン・ゴズリングと毎日一緒に撮影現場に現われるんだから。彼が脚を剃ったら、僕も剃りたいと思うと思います。彼と同じレベルになりたかったんで」と話した。