映画『赤と白とロイヤルブルー』の監督であり共同脚本家のマシュー・ロペスが、続編について話した。(フロントロウ編集部)

『赤と白とロイヤルブルー』の続編について監督が語る

 アメリカ大統領であるエレン・クレアモントを母親に持つアレックスと、イギリスのロイヤルファミリーであるヘンリー王子が主人公となり、仲が悪い2人がお互いを知っていくうちに惹かれ合っていくという小説『赤と白とロイヤルブルー』。

画像: 『赤と白とロイヤルブルー』の続編について監督が語る

 原作となった同名映画はテイラー・ザハール・ペレスがアレックス、ニコラス・ガリツィンがヘンリー王子を演じ、2023年にAmazonプライム・ビデオにて配信されると、世界中で瞬く間に話題になり、同年の最も視聴されたロマンティック・コメディのトップ3にランクインするほど人気を博した。

 そんな『赤と白とロイヤルブルー』は続編が制作されることが決定したことが2024年に発表された。それ以降、『赤と白とロイヤルブルー』の続編について目立った情報はなかったものの、今回監督を務めたマシュー・ロペスがトライベッカ映画祭に出席した際に続編について話した。

 まずマシューは「『赤と白とロイヤルブルー』の公開後、人々がもっとストーリーを聞きたいと言っていることがわかり、とても幸運でした」と1作目がヒットしたことについて話すと、「でももちろん、(最初の)映画は小説に基づいていて、物語は小説の結末で終わるんです。それで、(原作者の)ケイシー・マクイストンを僕の住んでいるロンドンに呼んで、新しいストーリーがどんなものになるか、1週間ほどかけて詰めていったんです」と続編のストーリーについて原作者のケイシーと話したことを明かした。

 ケイシーとマシューの続編のストーリーの制作はかなり大変だったようで「ケイシーの頭脳がキャラクターやストーリーの発案者であり、小説の作者と一緒に自分のファンフィクションを作り上げるというのは本当に刺激的でした。同時に、頼りにできるロードマップがなかったため、本当に気が重くなりました。なんと恐ろしいことに、私たち自身の想像力に頼らざるを得なかったのです」とコメント。

 それでも多くの人に続編を届けたいという気持ちは変わりなかったようで「最初の作品で人々が愛した点を尊重したかったんです。続編に何が来るのかという期待に挑戦したかったんです。そして、ファンが本当に愛した映画に対して、正しいことをしたいのです」と語った。

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