ジュリア・ガーナーがマドンナ伝記映画のオーディションの裏側を明かす
クイーン・オブ・ポップの異名を持ち、今もなお第一線で活躍しているシンガーのマドンナは、かねてより自身の半生をたどるような伝記映画を制作すると発表し、自ら伝記映画で監督と共同脚本を手掛けると言われていた。

マドンナ役を多くの人気俳優たちが狙っており、映画『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピュー、『ユーフォリア/EUPHORIA』のアレクサ・デミー、『グッバイ、リチャード!』のオデッサ・ヤングなどの名前が主演候補として挙げられていたが、ドラマ『オザークへようこそ』のジュリア・ガーナーがマドンナ役を手にしたと報じられていた。
しかし、ユニバーサル・ピクチャーズでの制作が終了したと関係者がVarietyに明かし話題に。ところが一転、主役の座をつかんだジュリアが「それはまだ起こるはずです」とポッドキャスト番組『SmartLess』で話した。

幼い頃からマドンナの楽曲を聞いて育ってきたジュリアは偶然マドンナの伝記映画が制作されると知り、オーディションを受けに行ったよう。マドンナ役ということで歌って踊れるのは当然のことで、オーディションに参加した人たちはマドンナの振付師とときに1 日11 時間にも及ぶ激しい振りつけのセッションに参加し、その後、マドンナ本人との振りつけセッションを行なわなければならないと言われており、あまりにも過酷なオーディションは「マドンナ・ブートキャンプ」と呼ばれるほど。
そのオーディションについてジュリアは「ただ自分にできるかどうか試してみたかったんです。だって、私は訓練を受けたダンサーじゃなかったし、まずはダンスを学んで、彼女の前で踊って、基本的にダンスも歌もできるって彼女を納得させなければならなかったんです。そして、彼女と一緒に歌えたんです!」と話し、実際にマドンナ本人と対面し、彼女の目の前でパフォーマンスを披露したと明かした。未経験からの挑戦にもかかわらず、全力で振り付けをこなし、歌声を届けたその姿は、まさに「本気で役を取りに行く」覚悟の現れ。ジュリアはまだマドンナの伝記映画は作られると言っているが果たしてどうなるのだろう。