昨年末にメンバーの1人であるカミラ・カベロが突然脱退し、4人組グループとなったフィフス・ハーモニー(以下5H)が、テレビ、音楽、映画などエンタメの祭典ピープルズ・チョイス・アワードに参加。4人としては初となるパフォーマンスを行った。
大ヒット曲を熱唱
同アワードで5Hは、YouTubeの公式チャンネルで13億回以上も再生される大ヒットとなっているシングル「ワーク・フロム・ホーム」を披露。力強いパフォーマンスで観客を魅了した。
しかし気になるのは、カミラのパートをどうしたのか? ということ。同シングルでカミラは、いわゆるAメロと呼ばれる曲の冒頭部分を担当している。
カミラの不在をどうカバーした?
4人がとったのは、「みんなで歌う」という方法。
しかもただ歌うだけでなく、冒頭の1フレーズ「I ain't worried 'bout nothin'/I ain't wearin' na nada(私は何も心配してないわ、私は何にも着てないの)」というオリジナルの歌詞の「I(わたし)」の部分を、「We(私たち)」に変更し、グループの結束をアピール。その後、残りのAメロ部分をローレンが歌いあげるという形をとった。
ファンやチームへ感謝
「フェイバリット・グループ(大好きなグループ)」を受賞した5Hのメンバーは、笑顔でその喜びをスピーチ。
まず初めにノーマニが、ハーモナイザーと呼ばれるファンに向けてその感謝をこうコメントした。「みんな本当にありがとう。この賞は、私たちにとって本当にかけがえのないものだわ。ハーモナイザーがしてくれたすべてのことに感謝します。あなたたちがいなければ、私たちは何者でもないの。信じて。あなたたちのことを本当に、本当に、本当に愛しているわ」。
続けてローレンは、「私の家族と、私たちのチームに感謝するわ。素晴らしい人々だわ。私たちを支えてくれているすべての人に感謝します。みんな愛しているわ。ありがとう」と、ファンのほか、家族やチームに向けても感謝を伝えた。
そして最後にダイナが、「もう一言だけいわせて。みんな最高よ!!」とファンへの思いを叫び、スピーチを締めくくった。
4人としては初めてのパフォーマンスだっただけあり、ツイッターでは5Hの名前がトレンド入りするほどの大注目に。カミラの脱退を乗り越えたメンバーのパフォーマンスには、ファンから「5H大好き。誇りに思うわ」「最高だった」と称賛の声が上がっている。