今週末に男女共に決勝戦を迎える、テニスのウィンブルドン選手権。この会場には王室メンバーやセレブのみが座れる「ロイヤル・ボックス」が存在し、この席には、じつは色々と面白いルールが。

 フロントロウ編集部が、ロイヤル・ボックスにまつわるヒミツをご紹介します。

画像: ロイヤル・ボックス

ロイヤル・ボックス

座れるのは要人のみ

ロイヤル・ボックスに座れるのは、国内外の王室メンバー、政府要人、イギリス軍関係者、テニス・メディア界の要人、テニス界の支援者、選手権の提携先とされている。


ドレスコードが厳しい

「スマート」というドレスコードが厳格に守られていて、有名F1レーサーであるルイス・ハミルトンでさえ、ジャケットを着ていなかったため入場拒否されたことがある。

画像: ウィリアム王子&キャサリン妃

ウィリアム王子&キャサリン妃

女性の帽子はNG

イギリスの上流階級では女性のおしゃれには帽子が欠かせないけれど、ウィンブルドンでは帽子は禁止。後ろの人が見えないから、という理由。


74個のイスはイギリス製

ロイヤル・ボックスの席数は、全部で74。会場ではこのエリアだけ、イギリス伝統ロイドルームのダークグリーンのウィッカーチェアが使われている。

画像: デヴィッド・ベッカム

デヴィッド・ベッカム

選手にはおじぎが義務づけられていた

2003年にエリザベス女王のいとこにあたるエドワード王子の提案で廃止されるまで、選手は入退場の際にロイヤル・ボックスへのおじぎが義務づけられていた。


エリザベス女王とチャールズ皇太子は別

ロイヤル・ボックスへのおじぎが廃止されたとは言え、未だに、エリザベス女王とチャールズ皇太子に対してはおじぎが義務づけられている。

画像: 米Vogue誌編集長のアナ・ウィンター

米Vogue誌編集長のアナ・ウィンター

招待はティーランチ付き

ロイヤル・ボックスへの招待を受けた人たちは、1日の最後にクラブハウスでのランチとティーのおもてなしが待っている。

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