ディズニー映画の配給を手がけるウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが、今週月曜(4月25日)、実写版映画9作の製作を進めていることを正式発表。
あのヒット作の続編から、「実写化したら一体どうなっちゃうの? 」という意外な作品まで、今回制作が正式発表された9作をリストアップ。現在までに分かっている情報や、出演キャストも一緒にチェック!
『クルエラ(原題)』
映画『101匹わんちゃん』のオシャレないじわる悪女クルエラが主役の実写版。クルエラ役には映画『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーンが決定している。
『ア・リンクル・イン・タイム(原題)』
日本では『五次元の冒険』というタイトルで出版されている、マデレイン・レンゲル著の児童文学が題材。時間の向こうに消えた父を探して時空を旅するヒロインの物語を、映画『アナと雪の女王』の女性監督ジェニファー・リーが手がける。
『ジャングル・クルーズ(原題)』
東京ディズニー・ランドでもお馴染みの人気アトラクション『ジャングル・クルーズ』が、映画『カリフォルニア・ダウン』のマッチョ俳優ドウェイン・ジョンソン主演で実写化。
『ダンボ(原題)』
「実写化は不可能なんじゃ・・・」と言われてきた、象が主役の名作を、映画『アリス・イン・ワンダーランド』でディズニー作品を大成功させた巨匠ティム・バートン監督と、映画『トランス・フォーマー』の脚本家アーレン・クルーガーがタッグを組んで実写化。
『メリー・ポピンズ』(続編)
1960年代に公開された実写映画『メリー・ポピンズ』の続編が50年以上の時を経て制作へ。主役の魔法が使えるベビーシッター、メリー役には、映画『スノーホワイト/氷の王国』のエミリー・ブラントが抜擢。
『マレフィセント2』(続編)
アニメ映画『眠れる森の美女』の悪役をアンジェリーナ・ジョリーが好演し、日本でも大ヒットした、2014年の公開映画『マレフィセント』の続編。数多くのディズニー作品を手がけるリンダ・ウールヴァートンが脚本を担当。
『ザ・ナットクラッカー・アンド・ザ・フォー・レルムス(原題)』
チャイコフスキーのバレエ『くるみわり人形』の原作として知られる同作の実写版をついにディズニーが制作。監督を務めるのは、日本の“忠犬ハチ公”を題材にした映画『HACHI 約束の犬』を手がけたラッセ・ハルストレム。
『ジャングル・ブック2』(続編)
日本では今年の8月に公開される『ジャングル・ブック』の実写版の続編の制作が、先行公開された欧米での大ヒットを受けて、すでに決定。前作と同じ監督&脚本が再びタッグを組む予定。
『ティンク(原題)』
名作アニメ『ピーター・パン』に登場するキュートな妖精、ティンカー・ベルが主役の実写版。主演にはティンカー・ベルのイメージにピッタリな、映画『キューティー・ブロンド』シリーズの女優リース・ウィザースプーンが決定している。
今回発表された9作は、厳密な公開時期は明かされていないものの、2017年~2019年にかけて続々と公開される予定。
すでに公開が決まっている『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(今年7月日本公開)、『美女と野獣』(来春日本公開)、『ピートとドラゴン』(今年12月日本公開)の3作に加えて、今後数年間は実写版ディズニー映画の公開ラッシュに!
これまでに公開された実写版も「さすがディズニー! 」といった満足度の高い作品ばかり。各作品の公開が今から待ちきれない!
Text: FRONTROW(フロントロウ編集部)/Ayumi Nakazawa Photo: AFLO, DISNEY, ThinkStock