4月25日に武道館、27日に東京ドームでライヴを行い、29日、30日に東京ドームでも公演が控えている元ザ・ビートルズのポール・マッカートニー。
ポールがはじめてソロ名義で東京公演を行ってから四半世紀が経つが、今なお現役で世界中のファンを感動させている。
そんなポールの日本にまつわる話を紹介。
1.ベルリン公演の舞台に上げたのは日本人親子
昨年6月に行われたアウト・ゼアー・ツアーのベルリン公演。日本からの参戦者もおり、会場も毎度のごとく大いに盛り上がった。
そんなベルリンで開催されたコンサートでポールがステージに上げたのは現地のファンではなく、まさかの日本人親子。
その親子はザ・ビートルズのアルバム『サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケットでポールとジョン・レノンが着ていた服のコスプレをしており、ポールの目に留まった。
ちなみに日本人親子の父親が掲げていた横断幕には、「僕の息子がポールのために5日間学校を休んだんだ。だから欠席証明書にポールのサインがほしい」というものだった。
![画像: 1.ベルリン公演の舞台に上げたのは日本人親子](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2019/05/22/293fa8e2113ebe744a5a106135306bca0e905814.jpg)
2.日本公演が収益No.1に
ポールのツアーは全世界で行われているが、日本はほかの国に負けないほど1回の動員数が多い。
2015年中頃に行われたコンサートで一番収益を得たのは、ワン・ダイレクションでもなくテイラー・スウィフトでもない、ポールのアウト・ゼアー・ツアー東京公演だったとPollstarが発表した。
![画像: 2.日本公演が収益No.1に](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2019/05/22/4f4a06dac66cfccb9243a48276551b1a44b7fbfe_xlarge.jpg)
3.大阪公演で世界初パフォーマンス
2015年のアウト・ゼアー・ツアーの大阪公演では、はじめて新曲「ホープ・フォー・ザ・フューチャー」を披露。しかもポールは演奏前に「次は世界初公開」と日本語で紹介し演奏をした。
この「ホープ・フォー・ザ・フューチャー」は、ゲーム『デスティニー』のために制作した楽曲。
![画像: 3.大阪公演で世界初パフォーマンス](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2019/05/22/ff3e7577e72aa2611b36bc4ed8f913eb87ad1b73.jpg)
4.来日時、妻ナンシーのジャケットに注目
2017年4月23日、数百人のファンに迎えられ妻のナンシーとともに来日を果たしたポール。そんな来日時にファンが注目したのは、ナンシーが着ていたブルーのジャケット。
実はこれ、1980年にポールがウイングスとして来日公演を行ったときのもので、ナンシーの胸には、「Japan Tour ‘80」と書かれている。
このジャケットは約30年以上もの間、ポールが保管していたのかと話題になった。
![画像: 4.来日時、妻ナンシーのジャケットに注目](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2019/05/22/b4cc1669969f112b9e43eaff02d51be765e8c2fc_xlarge.jpg)
5.武道館は特別な場所
ポールにとって武道館は、1966年にザ・ビートルズが最初で最後の来日をしたときに公演した舞台。
ビートルズが1965年に発売したアルバム『ヘルプ』に収録されている「アナザー・ガール」をライヴではじめて演奏したのも、武道館だった。