英ロイヤル・ファミリーのヘンリー王子が、生まれながらに王族として生活する彼の心境を語った。
誰も国王にはなりたくない?
国王になる事が約束されたウィリアム王子の弟ヘンリー王子が、米Newsweek誌のインタビューで、「王族で国王になりたいと思っている人などいないでしょう。少なくとも私はそうは思わない。それでもきちんと公務を全うするのです」と衝撃的な発言をした。
今まで築いてきた長いロイヤル・ファミリーの歴史を崩さないように、かつ一国を発展させるために努めなければいけないプレッシャーのなかでの生活は「だれも望むことではない」と発言し、王室ならではのリアルを語ったヘンリー王子。
最愛なる母の死も公務を全う
ヘンリー王子がそう発言するのには、ウィリアム王子とヘンリー王子の母親であるダイアナ妃の悲劇の死が関係する。
イギリス全体を震撼させた出来事であると同時に、ヘンリー王子にとっても、最愛の母親を亡くしてしまい、その悲しみは死後20年経っても消えることのない深い傷となった。
それでも公務を全うし、国家を支えていかがければいけないロイヤル・ファミリーとしての重圧を、赤裸々に告白した。