世界中を旅する写真家の2人
オースティン・マンとエスター・ヘイヴンは、世界中を旅する写真家で2006年にテキサスで仕事を通じて出会った。1年で10万マイルも移動して、世界中の写真を撮りながら発展途上国をサポートする仕事もしている2人は、同じ境遇だけあって意気投合。
最初は友達として交流を続けていたけれど、オースティンがあるアプローチをかけて2人の距離はぐっと縮まることに。そのアプローチ方法とは?
スターバックスに隠したメモ
2人の生活で何より欠かせないのが空港でのスターバックス。そこでオースティンが思いついたのが、ある日エスターがアムステルダム空港に来ると分かっていたので、空港のスターバックスにメモを隠し、それを見つけるヒントをエスターにメール。
そこから2人はお互いが来ると分かっている空港のスターバックスにメモを隠し合うというやり取りを続け、そのうち交際に発展。なかなか会うことができない2人にとって、スターバックスは会えなくても相手を近くに感じられる場所になった。
エスターは、「オースティンのメモは、いつも私を特別な気持ちにさせてくれるものだった。私のオースティン宛てのメモも、彼がどれだけ素晴らしい人かを伝える言葉であふれていたの」と話した。
プロポーズを決意
6年の交際を経て、オースティンは2人の交際がはじまったきっかけにもなったアムステルダム空港のスターバックスでプロポーズをすることを決意。エスターがアムステルダム空港に寄る日に合わせて、秘密でエスターの家族や親戚も呼び、スターバックスの店員にも動画撮影を頼み、エスターが来るのを待っていた。
エスターがスターバックスに着いて、いつものようにオースティンからのメモを見つけると、すでにドリンクは用意してあるからそのままバーに行って、と書かれていた。
そこでバーに向かおうと振り向くと、オースティンが花束を持ってひざまずいてプロポーズ。もちろんエスターは「イエス」とうなづき大成功。
これには店員のみならず、その場にいたお客さんも一緒に歓声をあげて祝福! ドラマのようなロマンチックなサプライズに、思わず心が温まるプロポーズエピソードだった。