「私たちは家族として修復しようとしている」
約12年間連れ添ったブラッド・ピットとの離婚について、これまで多くは語ってこなかったアンジェリーナ・ジョリーが、彼との別居後の生活や離婚が家族に与えた影響などについて口を開いた。
アンジェリーナは、今週公開された米ヴァニティ・フェア誌とのインタビューで、ブラッドとの離婚後の自身と6人の子供たちの近況について、「離婚は今までで一番辛い時間だったわ。でも、最近やっと一息つけるようになったところ。(ブラッドとの別居後に引っ越した)新しい家は、私たちにとっては大きな前進だったわね。私たちは、みんな、家族として修復しようとベストを尽くしているところよ」と告白。
離婚時について「(あの時は)悪い状況に陥ってしまったわ…いえ、“悪い”という言葉は使いたくないな…“難しい”状況だったことは確かね」と振り返った。
離婚の原因はアレではない
さらに、アンジェリーナは、世間の一部の人々の間で「一か所に定住せず、6人世界中を転々としながら生活していた彼らのライフスタイルも離婚が一因だったのでは?」との見方があることに対して、「私たちのライフスタイルがネガティブな影響を与えたことは何も無いわ。全く問題ではなかった」ときっぱりと否定。
「あのライフスタイルは、私たちが子供たちに与えることができる最も素晴らしい経験だった。6人の子供たちは、いまや、みんなしっかりとした意思を持ち、思いやりのある、要領の良い子に育っているわ。それは、すごく誇りに思ってる」と、ブラッドと一緒に追求してきた2人なりの子育て法には、今でも自信を持っていることを強調した。
原因不明の病を告白
昨年、アンジェリーナを悩ませていたのは、じつはブラッドとの離婚問題だけではなかった。
彼女は同インタビューの中で、一時期、顔面神経が麻痺してしまうことにより、顔の筋肉がコントロールできなくなってしまう「ベル麻痺」と呼ばれる病気と高血圧症状におかされていたと初告白。
正確な原因が分かっていない(※)この疾患について、「もしかしたら、更年期障害のひとつかもしれないし、もしくはこの1年くらいの間に起きたことのストレスが原因だったかもしれない。女性って、ついつい家族を優先してしまいがちで、自分のことは後回しになってしまうものよね。健康の影響が出るまで放っておいてしまったり」と話した。
※一般的に顔面神経麻痺の原因として脳腫瘍、脳卒中、ライム病などがあるが、原因が特定できない場合に「ベル麻痺」と診断される。
現在は症状は無くなり、すっかり回復しているものの、この経験から、自分の身体にももっと気を配ることを誓ったという。
ブラッドとの離婚申請後、単独親権を主張しているアンジェリーナは、6人の子供たちのシングルマザーとして家事と仕事の両立に明け暮れているという。あまり無理をしすぎて症状が再発しないよう、是非とも健康には気をつけて欲しい。