フォロワーが約6万人いるYouTuberのオリヴァー・ポッターは、同性愛者であることをオープンにしており、自身のYouTubeでも多くの同性愛者をインスパイアする動画をアップしている。
そんなオリヴァーは、5歳の弟アルフィーに同性愛者であることを告白することを決意。まだ愛や恋愛のことを深く分かっていない年であるアルフィーは、どんな反応をしたのか?
「愛は愛だよ」
オリヴァーはアルフィーに優しく、「今日は愛について話すよ。愛についてどう思う?男の子?女の子?結婚?赤ちゃん?」とアルフィーに問いかけると、「もしママがパパと恋に落ちたかったら、きっと恋に落ちるんだよ」と5歳児らしい純粋な回答をするアルフィー。
そして、オリヴァーが「じゃあもし僕が男の人と結婚したらどう思う?」と聞くと、アルフィーは少しびくりしたように兄のことを見つめ、「もしお兄ちゃんが男の人と結婚したら、とってもクールだよね!」と答えた。
続けてアルフィーは、「ある映画を見たの。その映画は、男の人がもう一人の男の人のことを好きになるんだ。そしたらみんな『クール』って言ってた。愛は愛。愛は愛だよ!」と話し、その様子を少し緊張した面持ちで見ていたオリヴァーは「本当にお前は可愛いよ」とハグ。
ビデオの最後で、2人で「愛は愛だ~自分のなりたい人になれるんだ~」と言い合っていた。
ビデオの本編はこちら。
オリヴァーは自分が同性愛者だということを弟に話すことに対して不安を感じていたに違いない。けれどたった5歳という若さで、アルフィーは、愛はどんな形でも存在すると一所懸命主張していた。このビデオは11万いいねがついており、360万回以上再生されている。
オリヴァーは、「弟の反応は、彼がどんなに優しい人間なのかを気付かせてくれた。彼は正しいよ…愛は愛なんだ。そして、自分がなりたい自分になれる。そのために、勇気を奮い起こせばいいだけなんだ。忘れないで、自分に嘘はつかないことを」とメッセージを送った。