シンガーのケイティ・ペリーが10年前にリリースした大ヒット曲の一部を書き直したいと告白。一体なぜ?

誰もが知るケイティの出世ソング

 米Glamour誌との動画インタビューで、ファンたちによる自身の楽曲のカバー動画を試聴してコメントをするというユニークな名物企画に挑戦したケイティ。

 アコースティックからジャズまで、思い思いのアレンジを加えて熱いパフォーマンスを披露するファンたちの歌声に関心し、「この歌い方は私も取り入れたいな」などと熱心に見入っていたケイティは、ある楽曲をカバーしたファンの動画を見ながら、「この曲は書き直したほうが良いわね」と意外な言葉を漏らした。

画像: ©Glamour/ Youtube

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 その楽曲とはケイティが2008年にリリースした「キス・ア・ガール」

 同性である女性とキスをした女の子の複雑な気持ちを歌った同曲は、シングルとしてリリースされるやいなや、音楽チャートを駆け上がり、当時、全米シングル・チャート7週連続1位を記録する大ヒットに。ケイティがトップスターの仲間入りを果たすキッカケとなった、彼女のキャリアを語る上では絶対に欠かせない1曲として知られている。

  

時代の流れに合っていない

 そんな大事な楽曲の歌詞を書き直すべきだと感じる理由を、ケイティはこんな風に説明。

 「この曲がリリースされたのは2008年。ざっくり言って、この10年間で私たちはすごく変わったと思うの。私たちは大きな進化を遂げたわ。当時、バイセクシャリティや、フリュイディティ(性の流動性)については、現在ほどは話題にされていなかった。もしも、もう一度書き直せるなら、歌詞を見直すかな。(オリジナルの歌詞には)何箇所かステレオタイプ的な表現が含まれていると思うの」。

 さらに「人の考え方って10年間ですごく変化するし、成長する。私たちにとって本質的であるものは、ちゃんと進化するのよ」と続け、「キス・ア・ガール」で歌われたようなLGBTQ+(※)に対する認識はもう古く、性的マイノリティーと呼ばれてきた同コミュニティの社会における認識は10年間で大きく飛躍したと強調した。

画像: ※ L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダー、Q=性的思考や性認識に疑問を持ち迷ったり悩んだりしている人、+=トランスセクシャル、アセクシャル、パンセクシャルほか、カテゴライズしきれない性の多様性を表す。

※ L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダー、Q=性的思考や性認識に疑問を持ち迷ったり悩んだりしている人、+=トランスセクシャル、アセクシャル、パンセクシャルほか、カテゴライズしきれない性の多様性を表す。

 ケイティは、具体的にはどの歌詞が“ステレオタイプ的”なのかは口にしなかったものの、予想するとしたら、おそらく、「I kissed a girl just to try it/ I hope my boyfriend don't mind it(女の子とキスしちゃった、試しにやってみただけ/彼氏が気にしなければいいけど」 や「It's not what good girls do/ Not how they should behave(お行儀の良い女の子がすることじゃない/こんなふうに振舞うべきじゃない)」などという部分。

 今回の気づきを機に、ケイティがいつか新バージョンの「キス・ア・ガール」を披露する日がやってくるかもしれない。

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