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【世界難民の日】ミラ・クニス、難民として渡米してハリウッドスターへ

FRONTROW Editorial Dept.
BY FRONTROW Editorial Dept.
【世界難民の日】ミラ・クニス、難民として渡米してハリウッドスターへ
Actresses Mila Kunis and Natalie Portman arrive on the red carpet for the New York premiere of their new film "Black Swan" held at The Ziegfeld Theatre in New York City.

Pictured: Natalie Portman and Mila Kunis

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Picture by: Johns PkI / Splash News

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6月20日は世界難民の日。ウクライナの難民だった、映画『ブラック・スワン』のミラ・クニスの壮絶な過去をご紹介。

6月20日は、世界難民の日

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が発表した報告書によると、世界中にいる国外に逃れた難民や難民申請者、国内で住まいを失った避難民の合計は、2016年末時点で過去最高の約6,560万人。

 近年、ますます注目を集める難民問題、じつはハリウッドにも難民だったセレブがいる。

 映画『ブラック・スワン』のミラ・クニスは、難民としてウクライナからアメリカへ渡った1人。そんなミラの壮絶な過去をご紹介します。

壮絶な過去を経験したミラ

 ミラは、米国版エスクァイア誌が選ぶ「世界で最もセクシーな女性」に選ばれたこともある、ハリウッドの第一線で活躍する大人気女優。
 
 そんなミラは、7歳の時に難民ビザを使ってアメリカに移住。ウクライナに生まれた彼女は、幼少期にユダヤ系であることを隠していたとインタビューで語った。

 その理由は、ユダヤ系であるミラの家族を含め多くのユダヤ人が、ホロコーストと呼ばれるユダヤ人迫害、殺りくにあっていたから。

 さらにウクライナ(当時のソ連)では、ユダヤ人虐殺があった第二次世界大戦が終結してもまだ、反ユダヤ感情が消えることはなく、ユダヤ系の子どもたちは日常的にいじめを受けていたという。

 渡米当初は、まだ英語が話せなかったミラは、英語を学ぶために演技教室に通い、その才能を開花させた。

公私ともに幸せを掴んだミラ

 11歳の頃にはすでにプロの演者としてハリウッドで活躍し、2010年には親友のナタリー・ポートマンと共演した映画『ブラック・スワン』がアカデミー作品賞を受賞。

 さらに、長年友人だった「最もギャラが高いテレビ俳優」常連のアシュトン・カッチャーと2015年に結婚し、現在2児の母。公私ともに幸せを掴んだ。 

 自身の経験を明かしたミラを含めて、多くのセレブが増え続ける難民の問題に、支援を表明している。
 今年の難民の日は、国連が難民問題解決へ向けて、署名活動を行っているので、関心のある人はこちらを是非チェックしてみて。

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