今週火曜日(12月27日)に心不全で亡くなった映画『スター・ウォーズ』でレイア姫を演じた女優のキャリー・フィッシャーに続き、今週水曜日(12月28日)、彼女の母親で名作映画『雨に唄えば』などで知られる女優のデビー・レイノルズが急逝。
娘のキャリー(右)は享年60歳、母のデビー(左)は享年84歳だった。デビーが最後に遺した言葉は「あの子に会いたい。キャリーと一緒に居たいわ」だったという。
デビーは、娘キャリーの死の翌日、彼女の葬儀について家族と話し合っている最中に突然倒れ、ロサンゼルスの病院に救急搬送されたものの、脳梗塞のためそのまま帰らぬ人となった。
若き日のデビー。1948年に女優デビューを果たして以来、数々の話題作に出演し、生涯に渡り現役で活躍した。宮崎駿監督のジブリアニメ『魔女の宅急便』(1989年公開)の英語吹き替え版への声の出演も。
ハリウッドの歴史に名を残す女優母娘が立て続けに亡くなるという、信じられないようなニュースに世間が大きなショックを受けるなか、同情の声を集めている人物がいる。
その人物とは、キャリーの娘であり、デビーの孫である若手女優のビリー・ラード。
昨年のSAGアワード(全米映画俳優組合賞)のレッドカーペットに母娘3代で登場。
母や祖母と同じく女優としての道を歩んでいる彼女は、米FOXチャンネルで放送中の人気ホラーコメディ・ドラマ『スクリーム・クイーンズ』への出演で知られている。
現在24歳のビリーは、2015年に公開された映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に出演し、30年ぶりにレイア姫を演じた母キャリーと共演を果たした。さらに、2017年12月に公開予定のシリーズ最新作『スター・ウォーズ/エピソード8』への出演も決まっている。ⒸWalt Disney Studios Motion Pictures
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