ビリー・アイリッシュ、マイアミ公演中に観客から強引に引っ張られ転倒


ビリー・アイリッシュがマイアミ公演中に観客に強く引っ張られるトラブルが発生。過去にも類似の被害経験があり、安全性への懸念が高まっている。(フロントロウ編集部)
セキュリティが即対応、兄フィニアスもSNSでコメント
米時間10月9日、ビリー・アイリッシュがマイアミで開催した「Hit Me Hard and Soft」ツアー公演中、ファンとの交流シーンで思わぬ事態が起きた。彼女が観客とハイタッチなどしながらステージ近くを歩いていた際、バリケード越しに手を伸ばしたファンに強く引っ張られ、勢いよく身体をねじらせながらバリケードへ押しつけられるように倒れ込んでしまったのだ。
幸いにも、セキュリティスタッフが即座に介入し、観客から彼女を引き離して救助。彼女自身も冷静さを保ち、髪を翻しながらステージへ戻った。一部始終はファンによる撮影だけでなく、ライブ会場で大画面にも映し出されていたという。犯行を行なったファンは会場から退場させられたという報道もある。
さらに、ビリーを倒したファンを叱るように駆け寄った、赤いバンダナをつけた女性の姿もSNSで注目を集めた。ビリーの兄であり共演者でもあるフィニアスも、自身のInstagramストーリーで「赤いバンダナの女の子が最高」とコメントし、話題を広げている。
このような「ステージ上でのファンからの物理的接触」は、彼女にとって完全に新しい話ではない。米Peopleなどによると、2024年12月には、アリゾナ公演で観客が投げたブレスレットが顔面を直撃したことも記録されており、ライブ中に物を飛ばされるという経験について、彼女は何度も語っている。