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豊胸インプラント除去の理由は「真剣に見られたかったから」──ヴィクトリア・ベッカムの転機

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豊胸インプラント除去の理由は「真剣に見られたかったから」──ヴィクトリア・ベッカムの転機
LONDON, ENGLAND - OCTOBER 08: Victoria Beckham attends the "Victoria Beckham" World Premiere at the Curzon Mayfair on October 08, 2025 in London, England. (Photo by Gareth Cattermole/Getty Images)

ヴィクトリア・ベッカムは、豊胸インプラント除去を「ファッション界で真剣に見られたかったから」と語り、ローラン・ムレからの助言が転機になったと明かした。(フロントロウ編集部)

デザイナーとしての覚悟から、豊胸インプラントを除去

 元『スパイス・ガールズ』のメンバーで現在は実業家・デザイナーとして成功を収めているヴィクトリア・ベッカム。過去に豊胸手術を受けたことを何度も後悔していると語ってきたが、そんな彼女が今回明かしたのは、「なぜその豊胸インプラントを除去する決断をしたのか」という理由だ。

 「ファッション界で真剣に見られたかったということと、自分自身のことをよく分かっていなかった、というのが理由です」と、ヴィクトリアはインタビューで語った。そんな思いに気づくきっかけをくれたのが、フランス出身のファッションデザイナー、ローラン・ムレからの一言だったという。

 ローラン・ムレはフランス出身の人気ファッションデザイナーで、女性の体のラインを美しく見せるシルエット重視のドレスで有名。2000年代に「ギャラクシー・ドレス」が大ヒットし、多くのセレブに愛されている。

 ヴィクトリアは「ローランが、自分らしくあればいいし、誰かを演じなくていのだと促してくれたのです。無理をしなくていいと」と振り返った。さらに、「あの胸がどこにいったのか分からないけど、取り除きました。それもローランと仕事をしていたからこそ。彼がいなければ今のキャリアはありません」と彼への信頼を語っている。

 『スパイス・ガールズ』の活動終了後、ヴィクトリアは長い間「自分の目的」を見つけられずにいたという。「だからあんな格好をしていたのかもしれない。エクステ、ピタピタのトップス、フェイクタン……まあ今でもフェイクタンはしますが」と、当時の装いについてもユーモアを交えて振り返っている。

 現在、ヴィクトリアはファッションブランドの運営を通じて自分を表現している。「今はコレクションを通して自分自身を見せることができる。それが一番うれしい」と語った。

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