デビュー当時に別名を強いられたキアヌ・リーブス、「あれはハリウッドの洗礼だった」


若き日のキアヌ・リーブスとレオナルド・ディカプリオが直面した「名前を変えろ」というハリウッドの洗礼とは?(フロントロウ編集部)
駆け出し時代に「名前を変えろ」と言われたキアヌの選択
俳優のキアヌ・リーブスは、2024年10月配信のポッドキャスト番組『New Heights』に出演。そして、20歳のとき、ロサンゼルスまで車を運転して向かったリーブスは、到着してすぐマネージャーから「名前を変えよう」と告げられたと明かした。
「16か17歳くらいからプロとして演技を始めて、トロントで映画に出たのがきっかけでL.A.のエージェントがついたんです。20歳で車に乗ってロサンゼルスに向かって、車から降りたらマネージャーがこう言った。『君の名前を変えたいんだ』って。それがハリウッドの洗礼でしたね」
突然の提案に戸惑いながらも、当時のリーブスには用意された芸名案すらなかったため、自分で考えることに。
「ビーチを歩きながら悩みました。『自分の名前を変えるって、どういうこと?』って。『ミドルネームはチャールズだから、チャックはどうだろう? 育った通りがスパダイナだから、チャック・スパダイナ? 他にも、テンプルトンもいいかも…』なんて考えました」
最終的に彼が実際に使ったのが彼のファーストネームとミドルネームのイニシャルである K・C・リーブスという名前。米The Hollywood Reporterによると、1986年の作品『The Magical World of Disney』には、この名前でクレジットされているという。しかしその芸名にもなじめなかったんだとか。
理由は「エスニックすぎるから」。レオ様も同じ理由で改名を勧められていた
ちなみに2017年の『ジミー・ファロン・ショー』でも、リーブスは「チャック・スパダイナは却下されて、テンプルトン・ペイジ・テイラーという名前まで考えた」と語っている。そして2023年、別のポッドキャスト『SmartLess』でもこの話を披露し、名前を変えるよう言われた理由について「エスニックすぎる」と思われたからだと明かしている。
実は同じような経験を持つスターがもう一人。レオナルド・ディカプリオも、まったく同じ理由で名前を変えるよう言われていたのだ。
こちらも先月、『New Heights』でレオナルド本人が語ったところによると、若手時代にエージェントから「レオナルド・ディカプリオという名前はエスニックすぎる。そんな名前ではハリウッドで仕事をもらえない」と言われ、レニー・ウィリアムズへの改名を勧められたそう。
もしあの時、彼らが別名を選んでいたら…? チャック・スパダイナとレニー・ウィリアムズが並んでいたかもしれない。















