世界が注目する賞レースの舞台で、アニメとK-POPが堂々と肩を並べた。『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』は、第83回ゴールデン・グローブ賞でアニメ映画賞と主題歌賞を同時受賞。ジャンルの壁を軽々と飛び越え、映画と音楽が一体となったエンターテインメントが正当に評価された瞬間だった。
主題歌賞に選ばれた「Golden」は、本作の精神を凝縮した一曲である。自分の弱さや過去を否定せず、それでも前に進むというメッセージは、K-POP的な高揚感と普遍的な物語性を両立させている。HUNTR/Xとして歌唱を担当したEJAE、Audrey Nuna、REI AMIの声は、キャラクターと現実世界を強く結びつけた。
授賞式で語られたEJAEの言葉は、この楽曲がなぜ多くの人の心を掴んだのかを雄弁に物語っていた。10年間、K-POPアイドルという夢を追い続けながらも、拒絶された過去。その経験があったからこそ、「遅すぎることは決してない」というメッセージが、きれいごとではなく実感として伝わったのである。会場だけでなく、映像を通じて世界中に共感が広がった理由だ。
本作はすでに、クリティクス・チョイス・アワード2026で2冠を達成し、グラミー賞主要部門へのノミネートという前代未聞の評価も受けている。K-POPがグローバル音楽であることを証明してきた流れの中で、アニメ映画というフィールドから新たな成功例を提示した形だ。
『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』は、単なるヒット作では終わらない。夢を諦めかけた人々に寄り添い、「それでもいい、そこから始めればいい」と語りかける作品として、確かな存在感を放ち続けている。

■商品情報
KPop Demon Hunters Cast
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ オリジナル・サウンドトラック』(国内盤)
品番:UICU-9121
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